無事に出産が終わり、赤ちゃんとの生活が始まると、今まで大人だけで生活していたお部屋の環境を変える必要が出てきます。
赤ちゃんが安全に過ごすためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか?
今回は、赤ちゃんのための
- 部屋作りのポイント4つ
- リビングの作り方3つ
紹介していきます。
赤ちゃんの部屋作りのポイントは?
初めての赤ちゃんとの生活は楽しみな反面、不安もあると思います。
赤ちゃんと一緒に生活する中で重要になってくるのが、「赤ちゃんが過ごすスペースをどこにするのか?」を決めること。
赤ちゃんにとって安全な場所であり、パパもママも安心できる場所を作る必要があります。
それでは初めに、赤ちゃんの部屋作りのポイントを4つ紹介します。
①お昼寝する場所
産まれて1カ月(新生児)までは、授乳中以外はほとんど寝ています。
寝る時間が長い赤ちゃんを、「お部屋のどこに寝かせるか?」が重要になってきます。
「昼寝中に急に起きて泣いてしまった。」という時でも、すぐに対応できる場所に寝かせておくのベスト。
また、風通しの良い静かな角部屋がおすすめです。
②目の届く場所
おうちで何をしていても、赤ちゃんからはなるべく目を離さないようにする必要があります。
そんな時に便利なのが、
- バウンサー
- ハイローチェア
まずは、赤ちゃん専用スペースを設けられる場所を確保しましょう。
③マットを敷く
赤ちゃんは、
- 首が据わる
- 寝返り
- ハイハイ
- 座る
- つかまり立ち
このような順番で、少しずつ成長します。
この成長していく過程で転んだり、ぶつかったりすることは日常茶飯事。
ケガの予防として、ジョイントマットなどの柔らかいものを床に敷いておきましょう。
「いつも寝ているな」と、思っているのも束の間で、急におすわりができるようになり、それからずりばいができ、ハイハイするようになってきますよ。
家具の角を保護する
赤ちゃんが、
- ハイハイ
- つかまり立ち
などで、移動ができるようになってきたら、テーブルやテレビ台などの角のある家具に、クッション材を使用したカバーを貼るようにしましょう。
赤ちゃんの目線になると、危険な場所が分かりやすいですよ。
体に対して頭が大きい赤ちゃんはバランスを崩して転びやすいため、頭をぶつけそうな所は全て保護しておいてあげください。
部屋作りのポイントまとめ
以上部屋づくりの4つポイントを紹介させて頂きましたが、
- ハイハイしてから考えよう
- つかまり立ちしてから考えよう
などと思っていたら、「子供の成長が思っていたより早かった!」何てことがあります。
子供が大きくなるにつれて、模様替えはとても大変になるので、部屋づくりは6カ月先のことを考えて実施するようにしていきましょう。
赤ちゃんが過ごしやすい室温は?
赤ちゃんが寝るための室温と湿度はとても重要で、部屋作りにおいて欠かせません。
エアコンなどを使って、お部屋の温度を調節してあげてくださいね。
ただし冷暖房の風が、
- 赤ちゃんの昼寝スペース
- ベビーベッド
- ハイローチェア
- バウンサー
当たらないような場所に赤ちゃんが使用する物を設置しましょう。
赤ちゃんが気持ちよく過ごせる温度は、
- 夏の場合は25~28℃
- 冬の場合は18~22℃
と、一般的には言われています。
また、部屋の中が乾燥してくると、赤ちゃんは免疫機能が未発達なため、ウイルスに感染したり風邪をひきやすくなるのでこまめに窓を開けて換気し、常に新鮮な空気を入れてあげてくださいね。
1LDKや2LDKのリビングの作り方は?
1LDKや2LDKの間取りの家で赤ちゃんを育てるご家庭もいらっしゃいますね。
限られた空間で赤ちゃんの過ごしやすいスペースを作るためには、「収納」をいかに上手く活用するか?がポイントになってきます。
それでは最後に、1LDKや2LDKのリビングの作り方3つを紹介していきます。
①収納にカゴを使う
赤ちゃんのおむつやおしりふきは、出産祝いでいただいたり、まとめ買いをすることもあり、かさばることが多いですよね。
その際、カゴを用意して、ソファーの下や洗面所などに置き、オムツやおしりふきを分散させて収納するようにしましょう。
赤ちゃんに必要な細かいグッズも、一緒に収納できるのでとても便利ですよ。
また、画像のように、玄関の靴箱を利用し、
- リビングや寝室で使わない物
- 赤ちゃんに危険なもの
これらをカゴを使って収納しましょう。
②徹底的に収納・処分する
大きなダイニングテーブルや、リビングにあるテーブルは移動するか収納しましょう。
そうすることでぐっとスペースが広がり、赤ちゃんのスペースを作りやすくなりますよ。
赤ちゃんが1歳を過ぎてくると、ソファやテレビ台などの高さまで登れるようになってきます。
そのため、赤ちゃんがソファーから誤って落ちないように、危険だと感じる物はできる限り減らしていきましょう。
ソファー以外には、
- テレビ台
- 大きいテーブル
- ガラスの間接照明
- その他ガラス製品
- 陶器
など、収納ができなければ、赤ちゃんのために思い切って捨ててしまいましょう!
ゴミ箱も赤ちゃんが過ごすスペースには極力置かないようにしましょう。
赤ちゃんがゴミを漁って、アレルギーが出たりすることがあります。
アレルギーによっては、死に至るケースがあるので注意が必要です。
③安全対策
赤ちゃんはもちろん、自分で安全と危険の区別がつきません。
リビング内の安全対策のポイントを3つ紹介していきます。
1:テレビを固定
子供が大きくなってくると、テレビを大きく揺らそうとしたり叩いたりします。
もし赤ちゃん側にテレビが倒れてくると、大けがをしてしまう恐れがあります。
テレビとテレビ台を固定する専用の粘着テープで固定しましょう!
地震の対策にもなるので一石二鳥ですよ。
2:扇風機カバーの取付け
暑くなってくると、扇風機を出す家庭は多いですよね。
扇風機の羽も触ると危険なので、扇風機専用のカバーを取り付けましょう。
それでも赤ちゃんがカバーを外して、指を詰めてしまう危険があるならば、
- エアコンのみ
- 羽なし扇風機
どちらかの使用をおすすめします。
3:ジョイントマットの活用
赤ちゃんが硬いリビングの上で転ぶと大変危険です。
少しでも赤ちゃんがケガをしないように、
- 1LDKの場合リビング
- 2LDKなら1部屋丸ごと
ジョイントマットを敷きましょう。
その際、ラグや絨毯は収納するか、思い切って捨てちゃいましょう。
赤ちゃんがつかまり立ちの時期は、ぐらぐらしてそのまま後ろに転んでしまうことが多いので、床には必ずジョイントマットを敷くことをおすすめします。
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あとがき
いかがだったでしょうか?
赤ちゃんが生まれて生活をしていくと、
- 時間
- 場所
- リズム
全てが子供中心に動いていきます。
そのため、断腸の思いで、こだわりのソファーを捨てることもあるかもしれません。
しかし、そのソファーがあった場所で、のびのびしている子供の笑顔が見られるとあのソファーを捨ててよかったなぁと思える日がきっときますよ。
まずは赤ちゃんが過ごしやすい安全な、お部屋作りを試してみてくださいね!
今回は、
- 赤ちゃんの部屋作りのポイント4つ
- リビングの作り方3つ
紹介しました。