参照元:https://cdn.macaro-ni.jp/
乳がんは、近年女性の死亡率が非常に多い病気です。
女性の4人に1人の確率で乳がんになっているようです。
特に、40代女性に発症する確率が高いです。
しかしながら10代や20代で、乳がんになる方も多く、20代から気をつけておくべきです。
最近では小林麻央さんも、乳がんで亡くなられましたよね。
乳がんの検診に行った方がいいとは分かっていても、
- 「どんな検査をするのだろう」
- 「乳がん検診の費用はどれぐらいかかる」
- 「20代でも受けられるの?」
と思っている、20代の女性は多いと思います。
そこで今回は、
- 乳がん検診の費用は?
- 20代からの乳がん検診の種類は?
- 20代からの乳がん検診はどれを選べばいいの?
- 20代からの乳がん検診はどこで受ける?
4つに分けてご紹介します。
もくじ
20代からの乳がん検診の費用は?
参照元:http://i2.wp.com/
20代からの乳がん検診の費用は、
- マンモグラフィ
- 超音波検査(エコー)
をするかしないか、
- 個人検診
- 自治体検診
によって費用がそれぞれ変わります。
また、乳がん検査を、
- マンモグラフィのみ
- 触診のみ
などという形で受ける事出来ないのがほとんどです。
そこで、
- 個人検診
- 自治体検診
の費用の差を調べてみました。
国民健康保険の場合:乳がん検診の費用
国民健康保険の場合、40代で初めての乳がん検診の際は、無料の乳がん検診のチケットがあり無料で乳がん検診を受けることができます。
2回目からの乳がん検診は、1,000円で受けることができます。
会社に勤めている場合:乳がん検診の費用
乳がん検診の負担金は、入っている健康保険によって自己負担額が変わります。
基本的な相場は、1,000円~3,000円の負担が一般的です。
20代など40歳未満の女性の場合:乳がん検診の費用
20代などの乳がん検診は、自治体による市町村の乳がん検診の費用負担をしてくれない場合がほとんどです。
そのため全額負担になります。
乳がん検診の費用を自己負担の場合は、
- マンモグラフィのみだと5000円前後
- 超音波検査(エコー)のみだと3500円前後
- 上記を両方を行った場合は10000円前後
だと言われています。
しかし、マンモグラフィーのみの検診や、超音波検査(エコー)のみの検診は出来ないので追加で、触診などの診察代がかかってきます。
ですので15,000円~20,000円の間で考えておくと良いでしょう。
気になる方は、
- お住いの自治体
- 医療機関
に問い合わせてみて下さい。
20代からの乳がん検診の種類は?
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20代からの乳がん検診の検査方法は今からご紹介する、2つが代表的な乳がん検診の検査方法です。
20代からの乳がん検診の検査方法1:視触診
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20代からの乳がん検診の検査方法は、「視診と触診」です。
目視で乳房の引き攣れがないかどうか、また、くぼみが無いかを確認します。
その後にお医者さんの手で、
- 乳房にしこりがないか
- リンパは腫れていないか
- 乳頭から分泌物が出ないか
を診察してもらいます。
20代女性にとって少し抵抗があるかもしれませんが、どうしても抵抗がある方は、女性の医者がいる病院にいき乳がん検診に挑みましょう。
20代からの乳がん検診の検査方法2:マンモグラフィ検査
参照元:http://www.sato-hospital.gr.jp/
20代からの乳がん検診の検査方法は、「マンモグラフィ検査」です。
こちらは乳房の専用X線検査の機械を使用します。
乳房を2枚の板で挟んで平らにして、X線を当てることにより、しこりになる前の小さな乳がんを発見することができます。
このマンモグラフィは、20代の女性は乳腺が発達していて、マンモグラフィで乳房全体が真っ白で映し出されてしまうため、乳がんかどうか確認することが困難です。
そのため20代の女性は、超音波検査(エコー)での乳がん検診が可能となります。
20代からの乳がん検診の検査方法3:超音波検査(エコー)
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20代からの乳がん検診の検査方法は、「超音波検査(エコー)」です。
超音波検査は超音波を出す機械を、乳房に乗せて動かして、そこに写し出された画像を見ながら医者が診断をしてくれます。
超音波検査では、触診では発見出来にくいしこりを見つけ出すことができます。
20代からの乳がん検診はどれを選べばいいの?
参照元:http://iijimaiin.or.jp/
乳がん検診が必要だからと言って、すべての年代の女性が乳がん検診の検査を受けることはありません。
乳がんの検査の種類によって、20代の女性の乳がんが判別できないものもあります。
そこで20代に合った、マンモグラフィと超音波検査(エコー)のどちらを選べばいいかを紹介します。
マンモグラフィ
参照元:http://www.imabari-daiichi.com/
マンモグラフィは、触診では分からないしこりを発見することができます。
また、石灰だけの段階で乳がんが見つかれば、100%の確率で完治すると言われています。
ただし20代女性は、
- 乳がん(しこりや石灰化)
- 乳腺
の区別がつきにくいと言われており、20代にはあまりおすすめできません。
石灰化とは?
カルシウムの沈着の総称で、乳房に関わらず体中で起こります。
乳腺では様々な原因で、石灰化が起こる事はありますが乳がんはその1%以下です。
超音波検査(エコー)
参照元:https://doctorsfile.jp/
超音波検査(エコー)は、マンモグラフィと違い、乳腺が発達している20代女性でもしこりを発見することができます。
しかもその場で、検査結果を知ることができます。
しかし、石灰化が見つけにくく、操作中に乳がんの結果を判断するため、お医者さんの腕によって検査の結果がかわることがあります。
比較まとめ
よって、マンモグラフィは、20代の女性では乳がんかどうかわからない。
という判断がされる可能性があるので、20代の女性には超音波検査(エコー)がおすすめです。
20代からの乳がん検診はどこで受ける?
参照元:https://www.mrso.jp/
乳がん検診は、今あなたが仕事をしているかなどで受けられる場所が変わってきます。
今仕事をされている方
勤務先の健康保険に加入されている場合
乳がん検診を受ける事ができ、乳がん検診の費用も負担してくれるところが多いです。
勤務先の健康保険に入っていない場合
自治体が行っている住民健診を受けると、検診費用の一部や全額を負担してくれるところが多いです。
人間ドッグのオプションでも、乳がん検診を受けることができます。
会社に勤務していない方で結婚している
旦那さんが勤務先の健康保険に加入されている場合
「主婦を対象にした検診」があるかどうかを確認します。
なければ、自治体が実施している住民健診で受けられるかを、自治体に問い合わせてください。
会社に勤務していなくて独身の場合
国民健康保険に加入の方
自治体がしている住民健診で、検診費用の一部や全額を負担してくれます。
国民健康保険に未加入の方
検診機関にて全額実費にて検診が可能です。
健康保険は役所で、手続きが365日加入可能なので加入しておくといいと思います。
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あとがき
参照元:http://a6tdltnoomu.up.n.seesaa.net/
女性の死亡率が高いと言われている乳がん。
- 「20代だからまだ大丈夫」
- 「胸を見せるのは少し抵抗がある」
と思っている20代女性は多いと思います。
私もその中の一人でしたが、最近小林麻央さんが乳がんで亡くなられたと聞いたときに、他人事ではないと思うようになりました。
20代女性はマンモグラフィより、超音波検査での検査が可能なので、一度乳がん検診に行かれる事をお勧めします。
今回は、
- 乳がん検診の費用は?
- 20代の乳がん検診の種類は?
- 20代乳がん検診はどれを選べばいいの?
- 20代の乳がん検診はどこで受ける?
4つに分けてご紹介しました。