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赤ちゃんの時から、
アザのようなほくろがあったり、
成長していく内にだんだん大きくなる、
手や足の裏など変な場所にある、
顔にほくろがあって目立つなど、
親としては色々心配になります。
でも、ほくろの除去って、
- 子供でも出来るのか?
- 手術しか方法はないのか?
など、ほくろの除去方法について、
知らない事が多くあります。
そこで今回は、
子供のほくろ除去について、
- いつから可能?
- 除去方法は?
- 掛かる費用
について紹介します。
子供のほくろ除去はいつから可能?
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子供のほくろ除去はいつから
可能なのでしょうか?
病院などで、
子供のほくろ除去を行う年齢は、
特に制限されていないようです。
実際に生後3か月ほどで、
- 腕
- 足
- お尻
など、レーザー治療で、
アザを除去した事例もあります。
しかし、
- 麻酔
- 傷跡
- リスク
など、幼い子供であればあるほど、
親としては慎重になりますよね。
そこで、子供のほくろ除去について、
- メリット
- デメリット
まずは紹介していきます。
子供のほくろ除去メリット:治りが早い
子供のほくろ除去メリットは、
「治りが早い」です。
小さなかすり傷でも、
子供の怪我って傷の治りが早いと、
感じたことはありませんか?
大人と比べて、子供は、
成長ホルモンの分泌が多く、
新陳代謝が高くなるために、
傷の治りが早くなります。
このことから、
ほくろ除去をしている病院では、
傷の治りが早い子供のうち、
10歳ごろまでに、
ほくろ除去を勧める病院もあるようです。
子供のほくろ除去デメリット:副作用
子供のほくろ除去デメリットは、
「副作用」です。
全身麻酔による副作用として、
学習能力低下などが挙げられます。
小学生未満の子供が
ほくろを除去する場合は、
全身麻酔が必要になる事があります。
幼い子供は、
手術や慣れない環境に対する恐怖心から、
手術中に動いてしまう危険性があり、
安全を考慮して全身麻酔になることが、
多いようです。
全身麻酔を行う予定の場合は、
- アレルギーの有無
- 服薬状況
- 食事メニュー(食事内容と量・時間)
- 体調面(風邪や病気、感染症や怪我など)
医師へ細かく報告しておくことで、
副作用によるリスクを減らせます。
また、病院選びについては、
子供のほくろ除去を
行っている症例が多い、
大きな病院で診てもらった方が、
先生たちも熟練していて安心です。
子供のほくろの除去方法は?
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子供のほくろの除去方法を、
紹介します。
子供のほくろ除去方法は、
- レーザー治療
- 切開法(メス使用の手術)
の2つです。
- 大きさ
- 形状
- 部位
これらで、
ほくろの除去方法が異なります。
診察してもらった先生と相談しながら、
どの除去方法にするのか決めます。
ほくろ除去方法:レーザー治療
ほくろの除去方法1つめは、
「レーザー治療」です。
レーザー治療を施行しているのは、
ほとんどが美容整形外科です。
レーザー治療のほくろ除去の特徴は、
- 痛みが少ない
- ほくろ以外の周りの皮膚を傷けない
- レーザー治療の傷跡も残りにくい
ことが挙げられます。
しかし、レーザー治療の場合、
ほくろ表面部分の除去となるので、
ほくろの根本は残った状態です。
ほくろは根本を取らないと、
再度同じ箇所からほくろが出てくる。
という場合があるので注意しましょう。
ほくろ除去方法:切開法(メス使用の手術)
ほくろ除去方法の二つ目は、
「切開法(メス使用の手術)」です。
こちらは、総合病院や皮膚科で、
行なわれています。
除去手術となるので、
レーザー治療とは異なり、
ほくろの根本から除去する事ができます。
子供が成長していくうちに、
再度、ほくろが出来る心配もありません。
レーザー治療と比べて、
メスを入れて肌を傷つけるので、
- 皮膚の再生(治癒)に時間がかかる
- 傷跡が残ってしまう
などがあります。
しかし、子供の場合は、
治癒能力が高いので、
深い傷跡でも1年ほどで、
目立たなくなる子供がほとんどです。
そこで、傷跡を残さない様にするために、
注意する点があります。
傷口にかさぶたが出来る時に、
傷口が痒くなった経験がありますよね。
しかし、ここで注意です!
痒いからとかさぶたを剥がしてしまうと、
- 傷の治りが遅くなる
- シミのような跡が残る
- 菌が侵入して感染症にかかる場合がある
と言われています。
子供は痒さを我慢できない事があるので、
親は子供が傷口を掻かないように、
- 絆創膏を貼る
- 薬を塗る
などのケアをしましょう。
子供のほくろ除去の費用は?
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子供のほくろ除去の費用を紹介します。
ほくろ除去では、
- 保険適応
- 適応外
2つのパターンがあります。
美容整形外科は、自由診療になるので、
保険が適応されずに、全額自己負担です。
病院の皮膚科などは、
健康保険が適用されるので、
子供のほくろ除去費用は安く済みます。
しかし、皮膚科でも費用のすべてが、
健康保険適応という訳ではありません。
それでは、保険が適用できる、
ほくろの種類を紹介します。
保険適応のほくろ除去:悪性腫瘍
保険適応のほくろ除去は、
「悪性腫瘍」の場合です。
ほくろ除去で保険が適応されるのは、
メラノーマと呼ばれる悪性黒色腫です。
手のひらや足の裏にできる、
皮膚がんのひとつと言われています。
メラノーマの特徴として、
- 表面が盛り上がって凸凹がある
- 大きさが5㎜以上ある
- 短時間で急激に大きくなった
- 丸い形ではなく、いびつな形
- ほくろの淵が滲む、ぼやけている
- ほくろの色の濃さがまばら
などが挙げられます。
メラノーマは、
紫外線が原因できるものなので、
子供の発症確率は非常に低いと、
言われています。
しかし、子供でも、
絶対に出来ないほくろではないので、
上記の特徴に当てはまる場合は、
病院で検査をしてもらいましょう。
保険適応のほくろ除去:生活に支障をきたす
保険適応のほくろ除去は、
「生活に支障をきたす」です。
はっきりとした、
診断基準はないようです。
しかし、
- 痒みや異物感などの症状
- ほくろが巨大化して膨らみを持っている
など、医師が実際に診察して、
生活に支障をきたすと判断した場合は、
保険が適応されます。
子供のほくろの
- 状態
- 場所
- 大きさ
など、気になる事があるときは、
迷わずに総合病院の皮膚科を受診しましょう。
ほくろの細胞が、
悪性か良性かを診察して貰えますし、
保険も適応可能になります。
一般の家庭は診察から手術まで、
3割負担ですみます。
さらに手術での術名がつくと、
- 任意の生命保険
- 医療保険
など、保険金がおりる場合もあります。
それでは、保険が適用できない、
ほくろ除去について紹介します。
保険適応外:レーザー治療
ほくろ除去の保険適応外は、
「レーザー治療」です。
レーザー治療は、美容整形外科で
行なわれることがほとんどです。
そのため、自由診療となり、
費用は全額自己負担になってきます。
大人も子供も、費用は統一されています。
ほくろ除去の費用は、
- 大きさ
- 形状
- 除去方法
により変動します。
ほくろの面積が大きいほど、
除去費用は高くなるのが一般的です。
大きさで掛かる費用は、
- 5~6㎜未満:約5,000-10,000円
- 5~6㎜以上:約10,000円以上(要相談)
の場所が多いようです。
病院の皮膚科でも、
- 悪性のほくろではない
- 手術適応ではない
などの場合でも、
ほくろ除去を保険適応外で診てくれます。
その際は自己負担になり、
ほくろの大きさで、
自己負担額が決まります。
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あとがき
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いかがでしたでしょうか?
子供のほくろは、
親にとっても気になる物ですよね。
ほくろを除去する際、
- 皮膚科
- 美容整形外科
いずれかで迷うこともあるかと思います。
費用面では、
施行を受ける美容整形外科によっては、
皮膚科よりも安い場合があるので、
手術を必要としない場合は、
美容整形外科を検討してみても、
いいかもしれません。
- ほくろ除去方法
- これまでの実績
- 先生の信頼性
など、自分で確認してから、
子供にあったほくろ除去方法を、
見つけてあげてください。
今回は、子供のほくろ除去について、
- いつから可能?
- 除去方法は?
- 掛かる費用
について紹介しました。