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子供が生まれ、よちよち歩き始め出し年齢で言うと2歳を過ぎたあたりから、そろそろ幼稚園の入園を考え出すママやパパも多いのではないでしょうか?
しかし、初めてのお子様なら、2年保育や3年保育はもちろん幼稚園に入園できる年齢も知らないし、幼稚園の入園の申込は、どういう手順なのかもわからないですよね。
そこで今回は、幼稚園の入園の年齢・2年保育と3年保育の違いや早生まれは?を紹介します。
もくじ
幼稚園はどんなところ?
参照元:http://www.kogumakai.co.jp/
まず幼稚園とは、文部科学省の管轄の元で学校教育法に基づいた、幼児の教育を実施する場所です。
幼稚園では、自己成長に必要な環境を与え心身の発達や能力を伸ばす為に、運営がなされています。
また、幼児を年齢別に、
- 年少クラスは、満3歳(3~4歳)
- 年中クラスは、満4歳(4~5歳)
- 年長クラスは、満5歳(5~6歳)
に分けられています。
一般的に幼稚園に預けれる時間は5時間程度で、通常は9時〜14時となっていますが、16時頃まで延長できる幼稚園が、最近では多いようです。
幼稚園に入園できる年齢は?
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幼稚園に入園できる年齢は、2年保育・3年保育によって異なってきます。
続いては、幼稚園に入園できる年齢で2年保育と3年保育の違いを紹介します。
2年保育での幼稚園の入園の年齢は?
2年保育の場合、幼稚園の入園の年齢は入園する年の4月に満4歳になる子供が2年保育で入園する事ができます。
例えば、2015年7月生まれのお子様の場合は、2019年の7月に満4歳になります。
2018年の4月ではまだ3歳なので、2年保育で幼稚園に入園する事ができない仕組みになっています。
3年保育での幼稚園の入園の年齢は?
3年保育の場合、幼稚園の入園の年齢は、入園する年の4月に満3歳になる子供が、3年保育で入園する事ができます。
例えば、2015年7月生まれのお子様の場合は、2018年の7月に満3歳になります。
2017年の4月ではまだ2歳なので、3年保育で幼稚園に入園する事が、できない仕組みになっています。
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早生まれの場合はどうなるの?
例えば2015年3月生まれの場合、
- 2016年3月で1歳。
- 2017年3月で2歳。
- 2018年3月で3歳
- 2019年3月で4歳
になります。
この場合、2019年3月には、4歳の誕生日を迎えているので、2019年4月に2年保育で幼稚園に入園する事ができます。
3年保育の場合は、2018年4月に3年保育で、幼稚園に入園する事ができますよ。
ただし幼稚園によっては、1年保育として、満5歳から入園できる、幼稚園もあります。
お近くの入園を考えている幼稚園へ、問合せしてみて下さいね。
2年保育のメリット・デメリットは?
ここまで2年保育、3年保育の違いは、お分かり頂けましたでしょうか?
続いては、2年保育と3年保育の、メリット・デメリットについて紹介します。
2年保育のメリットは?
2年保育のメリットは、3年保育と比べて、
- 1年間長く子供と自宅で過ごせる
- 経済的負担が少ない
- 友達同士のトラブル少ない
といのが特徴です。
2年保育のデメリットは?
2年保育のデメリットは3年保育と比べると、
- 集団生活で学ぶ時間が少ない
- 同世代の友達と遊ぶ時間が少ない
- 既に友達の輪が出来ている
という特徴があります。
特に、既に出来上がった友達の輪に入る事に不安を感じる事があります。
3年保育のメリット・デメリットは?
続いては、3年保育のメリット・デメリットに、ついて紹介します。
3年保育のメリットは?
3年保育のメリットは、同年代の友達と早い時期から触れ合う事ができ、ルールの大切さや協調性を学べます。
また、ママの時間が増えるので、ママも働く事ができ、経済的にも助かります。
ママ友を作る事も出来るので、集会やランチなどで話をする事でリフレッシュにもなりますよね。
また、兄弟や友達がいないから、「友達と遊ばせてあげたい!」と、そういう思いから3年保育で幼稚園に入園させる方も多いようです。
3年保育のデメリットは?
今まで自宅でほとんど家族と、過ごしてきた為に、初めての共同生活でトラブルになったり、意思の疎通が難しく状況を把握できないケースが出てきます。
こういった理由で、幼稚園に3年保育で通う事に抵抗がある幼児やママパパも多いようです。
2年保育・3年保育は結局どちらがいいの?
近年の日本では、保育士が少なくなってきた影響や働くパパママが増えた事で、3歳から入園する事すら大変な地域が出てきております。
お受験の幼稚園でなくても、願書をもらう為だけに前日から並んだというママもいます。
そういった地域では、2年保育で幼稚園に入園する事はとても難しいのが現状です。
ですので、早めに入園するか?プレ幼稚園を利用して、入園できるようにする必要があります。
プレ幼稚園や、プレスクール、プレ保育とは?
幼稚園の入園前の満3歳になる年に、未就園児専用のクラスを設けている幼稚園があります。
それは、
- プレ幼稚園
- プレスクール
- プレ保育
などと呼ばれ、慣らし保育と言われたりもします。
参照元:http://benesse.jp/contents/eninfo/pre/img/graph-1.gif
月に数日、一時預かり保育や、ママと一緒に幼稚園を体験するなど、様々な催しを実施している所があります。
登園頻度や当日の実施内容などは、幼稚園によって異なります。
もし気になる幼稚園があれば、是非問合せをしてみて下さいね。
詳しくはこちらで紹介しています。
幼稚園の入園の手続きはどうすれば良い?
ここまでは、幼稚園の仕組みを中心に紹介してきました。
続いては実際に、幼稚園に入園する為の手続きについて順番に紹介していきます。
①希望する幼稚園を知る所からスタート
一般的にどこの幼稚園も春から秋頃にかけて、説明会や見学会を実施しています。
近所の幼稚園や、気になる幼稚園があるパパやママは、必ず行くようにして下さいね。
また、複数の気になる幼稚園がある場合は、すべての幼稚園に行く事をおすすめします。
②入園の願書を入手する
入園を希望する幼稚園が決まったら、入園の申込に必要な書類をそろえましょう。
下記場所のいずれかで受け取れます。
- 幼稚園で直接貰う
- PCでダウンロード
- 自治体で配布(公立幼稚園)
説明会で詳しく聞いておきましょう!
そして、書類には必ず全てに目を通し、記入漏れや日付間違いなどに、注意して下さいね!
③入園の願書を提出する
提出書類に必要事項の記入が完了すればいよいよ入園の願書の提出です。
提出方法や期間については、
- いつからいつまでか?
- 郵送もしくうは手渡しか?
- 願書以外に提出するものはないか?
など、事前に確認しておきましょう。
手数料がある場合は、お釣りが無いように用意する等、事前の準備が大切ですよ。
④入園の考査
考査がある幼稚園では入園の願書提出後に、指定された日時で行われます。
- 親子面接
- 簡単なテスト
- 抽選
など、幼稚園によって様々です。
複数の幼稚園に願書を出す場合は、必ず考査の日時が重ならない様に注意して下さいね。
⑤入園の合否判定
入園の考査がある幼稚園では、合格通知や入園許可書の発行等で、入園が決まります。
またいずれにせよ入園が決まった後、
- 入園料や諸経費の納入方法
- 事前に購入する物
- 入園に関する説明会
等々が知らされますので、その内容に沿って入園準備を進めていってくださいね。
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あとがき
幼稚園の入園年齢や、2年保育・3年保育、早生まれの違いなどお分かりになられましたでしょうか?
子供は幼稚園に行くことで急成長します。
お友達と遊べることで、言葉の幅は広がり、今までなかった「トラブル」ももちろん起こる可能性があります。
時には辛かったり悲しかったり、するかもしれませんが、全ては子供の成長にとても大事なことです。
子供としっかり向き合い、パパやママだけで決めるのではなく、子供と一緒に見学に行ったり、一時保育を利用してみたり一緒に決めるのが一番ですよ。
今回は、幼稚園の入園の年齢2年保育と3年保育の違いや早生まれは?について紹介しました。