参照元:https://itmama.jp/
「プリスクール」なかなか聞きなれない言葉ですよね。
プリスクールの他に、「インターナショナルスクール」という言葉も出てきて何がどう違うかわからないですよね。
プリスクールは、プレ保育・幼稚園に近いようです。
現在では、小学校低学年から英語の授業が取り入れられて、英語が身近な存在になってきています。
そこで小学校までに、少しでも英語に触れさせていようと考えているご家庭も少なくないでしょう。
そこで今回は、プリスクールについて、
- 特徴
- インターナショナルスクールとの違い
について紹介します。
プリスクールとは?
参照元:https://lca-preschool.com/
プリスクールとは本来、5歳以下の子供が通う保育園や幼稚園を指す言葉です。
しかし、日本においてのプリスクールは、「英語を基本とした環境下で過ごすこと」を目的とした保育施設を指しています。
通学する年齢も早い所では、0歳児から小学校入学前まで通うことが出来ます。
英会話などは、英語の語学を学ぶ場所ですが、プリスクールは英語の環境で生活していく中で、語学以外の事も学ぶ場所として考えられています。
そのため一般的な保育園や幼稚園より、
- リトミック
- 調理
- 工作
- 絵画
など多彩なカリキュラムを、提供するスクールが多くあり、教育内容にも力が入っています。
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英語での環境という事で、
- サマースクール
- ハロウィン
など、海外で一般的に行われるイベントを、プリスクールで実施している所が多くあります。
親子で参加できたり、海外の友達と触れ合えるなど、子供にとっては刺激的でもあり楽しい行事がたくさんあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プリスクールがどういうものか参考になりましたでしょうか。
それでは続いて、
- プリスクールの特徴
- 費用
- インターナショナルスクールとの違い
など予備知識として知っておけば、役に立つ事を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
プリスクールの特徴は?
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プリスクールとは、子供を英語の環境で保育していく場所です。
それではプリスクールの特徴を4点紹介していきます。
プリスクールの特徴①:先生
プリスクールの特徴は、先生です。
基本的に英語を使用するため、メインの先生は、外国人教師になります。
しかし、補助スタッフに英語が話せる日本人教師がいるという所がほとんどのようです。
メインである外国人教師は、
- 海外幼稚園教諭
- 保育士資格免許
いずれかが必要になっています。
プリスクールの特徴②:保育内容
プリスクールの特徴は、保育内容です。
保育内容1:英語の歌
歌に合わせて踊ったり、歌ったりして英語を身に着けていきます。
保育内容2:工作や料理
身近な道具や環境の中で、生活動作を行い子供が楽しみながら、英語を学べるようなカリキュラムになっています。
保育内容3:その他
- 知育や理数教育
- マナー指導
- ロジカルシンキング
などを取り入れて、名門小学校に入学できる高いレベルの教育を提供しているスクールもあります。
日本でいうと、「保育の場所」というより「幼稚園での生活」に近くなっているのがプリスクールです。
プリスクールの特徴③:保育時間
プリスクールの特徴は、保育時間です。
保育時間が、
- 13~14時頃まで
- 週4~5日の通園
- 4~5時間程度の保育時間
が一般的のようです。
また、プリスクールの人数は、大体の場所が約10人前後と少人数制になっています
少人数であれば、先生の目が行き届き、生徒一人一人に手がかけられるメリットがあります。
また、日本の幼稚園に通っている子供でも、英語を学習する場として週1~2日程度プリスクールのアフタースクールを利用している場合もあるようです。
プリスクールの特徴④:費用
プリスクールの特徴は、費用です。
日本にあるプリスクールは制度上、認可を取る事が非常に難しく、認可外保育施設のような形となります。
そのため、保育料(スクール料)がやや割高になっています。
プリスクールへ通う、
- 頻度
- 時間
- カリキュラム内容
などで、価格に変動がありますが年間費用としては、約50万~100万円になるようです。
大体のプリスクールでは、
- 週1回(4-6時間/日):月1.5~3万円
- 週3回(4-6時間/日):月3~7万円
- 週5回(4-6時間/日):月6~10万円
このほかにも、
- 入学金
- 施設費
- 教材費
- 給食費
などが別途でかかる場合が多いですよ。
インターナショナルスクールとの違いは?
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プリスクールは上記でも説明したように、英語の環境下で日中保育を行う事が、主な役割になります。
対象年齢も、0歳児から小学校入学前の未就学児で保育時間も様々です。
インターナショナルスクールは、英語を使って教育する施設のことです。
日常生活の中で、英語を使用する小・中学校もインターナショナルスクールと呼びます。
インターナショナルスクールの目的は、国際社会で活躍できる人材を育てる事です。
日常生活で英語を使用する事だけで言えば、プリスクールとほぼ変わりがないように思えます。
インターナショナルスクールは、昔から聞き覚えのある言葉であるようにプリスクールよりも前からあります。
プリスクールはまだ、10年程度と歴史は浅めです。
インターナショナルスクールは、「インターナショナルな子供を受け入れる」として、外国人や帰国子女向けのスクールでした。
英語を学習して学ぶというより、母国語の英語で授業を行う場所です。
つまり、日本人が海外へ引っ越した際に日本人学校へ入学させる感覚ですね。
一方、プリスクールは、日本人向けの英語教育スクールと考えられていました。
しかし最近では、プリスクールの数が急増しているのでプリスクールでは、オリジナリティある教育内容や様々な施策を取り入れています。
そのため、方針が「保育施設」というより「インターナショナルな子供を育てる」というインターナショナルスクールに近い環境に変わっているようです。
インターナショナルスクールと名前がついているスクールでも実際はプリスクールだったという場合もあるようです。
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あとがき
参照元:http://synchro-mag.com/
いかがでしたでしょうか?
グローバルな時代になってきている現代。
子供には多少の英語が話せるようになっていてほしいですよね。
英語に触れる機会があると、子供も多くの物や環境に触れ、精神的にも大きく成長できます。
ご家庭で英語の環境で幼少期から学ばせたいご家庭は、
- プリスクール
- インターナショナルスクール
いずれかに通わせる事をおすすめします。
大きな違いはあまり無いので、
- カリキュラム
- 雰囲気
- 費用
- 頻度
- 時間
など、子供に合うスクールを探してみて下さい。
今回は、プリスクールについて、
- 特徴
- インターナショナルスクールとの違い
について紹介しました。