電子タバコ参照元:https://www.healthy-s.net/

 

近年よく耳にするようになった、「電子タバコ」は普通のタバコより体に良いくらいは何となく分かります。

 

しかし、子供や妊婦の前で吸われると、電子タバコは子供や妊婦に影響があるのではないかと思ってしまいますよね。

 

また、副流煙はどうなのだろうと、色々と知らないことが多いのが事実です。

 

そこで今回は、電子タバコについて、

  1. 子供や妊婦への影響は?
  2. 目の前での喫煙は大丈夫?
  3. 副流煙の影響は?

について紹介します。

 

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電子タバコは子供や妊婦に影響がある?

電子タバコは子供や妊婦に影響参照元:http://logancountytourism.org/

 

電子タバコってどんな物でしょうか?

 

また、電子タバコは、子供や妊婦に影響があるのでしょうか?

 

電子タバコは、タバコの葉を燃やさずに液体のリキッド水蒸気化するタバコです。

 

害と言われる、

  • タール(煙)
  • 一酸化炭素

がほとんど出ないのが特徴です。

 

これが電子タバコの大きな利点で、

  • 副流煙
  • 匂い
  • タールの害

などの有害成分は、通常のタバコの9割も軽減できるのです。

 

そこで疑問に思うのが有害物質はほぼ出ないのであれば、妊婦や子供に影響はないのでしょうか?

 

 

電子タバコは害がないって確実?

日本では、ニコチン入り電子タバコは、生産が禁止されていますが海外製品のリキッドはニコチンが含まれている場合があります。

 

また、ニューヨーク大学の調査結果で、ニコチンの有無に関係なく、電子タバコの煙の中にいたマウスは最大2,630の遺伝子に変化があったと報告されています。

 

他にも国民生活センター分析によると、ニコチンフリーと謳っている25銘柄の検査のうち約半分の11銘柄でニコチンが検出されたという報告もあります。

 

通常のタバコの含有量よりは、かなり少ないニコチン量ですが、摂取している事に変わりはありません。

 

どちらにしても、確実に安全が確認されていないので妊婦や子供への影響を考えると電子タバコでも吸わない事が一番です。

 

 

アイコスやプルームテックなどの加熱タバコは?

また、最近良く耳にする人気のある、

  • 「アイコス」
  • 「プルームテック」

等は、電子タバコとは違い加熱タバコです。

 

リキッドではなくタバコの葉を温めて蒸気を発生させている物です。

 

火を使用しないので匂いや煙は出ません。

 

しかし、タバコの葉なのでしっかりとニコチンが含まれています。

 

通常のタバコと同じなので注意してくださいね。

 

 

リキッドの誤飲

電子タバコのリキッドは匂いも様々ですが、

  • 甘くて良い匂い
  • カラフルな見た目

キャンディーにも似ています

 

子供やペットなどの誤飲事故も起こっているようなので、子供の手が届く場所には置かないように注意しましょう。

 

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電子タバコに副流煙はある?

電子タバコは子供や妊婦に影響参照元:http://img.josei-bigaku.jp/

 

電子タバコは、ニコチンが含まれておらず、煙も水蒸気ですので副流煙はないように思われがちです。

 

しかし、電子タバコから出た有害物質を調べた実験データからは、「アクロレイン」と呼ばれる毒性の強い物質が検出されています。

 

アクロレインは、通常のタバコの副流煙多く含まれている成分になります。

  • 電子タバコの煙にさらされた培地中
  • 紙タバコの煙でさらされた培地中

上記で増殖した気管支細胞は、良く似た遺伝子変異を示したと米国癌学会で紹介されました。

 

また、電子タバコの蒸気が癌のリスクを高めることの、潜在的指標と言えるとしています。

 

カリフォルニア大学の研究では電子タバコの蒸気(副蒸気)には、

  • 発がん性物質
  • 生殖毒性リスク

などを有する10の化学物質が、同定されていると警告されています。

 

メーカーは、副流煙はでないので健康被害はないと主張していますが、その主張を証明する検査や研究はまだ行っていないのが事実です。

 

このことから、電子タバコでも、副流煙(副蒸気)の影響は少なからずあると言えます。

 

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電子タバコのメリットとデメリットは?

電子タバコのメリット参照元:https://stat.ameba.jp/

 

電子タバコのメリットとデメリットを紹介します。

 

 

電子タバコのメリット:健康被害が少ない

電子タバコのメリットは、「健康被害がタバコより少ない」です。

 

普通の紙タバコと比較して、有害物質は、約95%も軽減することができます。

 

煙を燃やした際に出るタール(煙)による副流煙や煙の嫌な匂いなど、周囲への健康被害も少なくなります。

 

実際、電子タバコからでている煙は水蒸気です。

 

電子タバコの種類によっては、匂い付きの物もありますので、個人的に嫌な匂いの場合もありますがタバコ独特のタールの匂いはしません。

 

 

電子タバコのメリット:コストダウン

電子タバコのメリットは、「コストダウン」です。

 

通常のタバコは、以前と比較して、だいぶ高値になりました。

 

電子タバコは、一本の値段が数千円から数万円とかなりの違いがあります。

 

しかし、本体を買えば、あとはリキッドを購入するだけです。

 

毎回、通常のタバコを購入する事と、比較をしてみると電子タバコの方がコストダウンが可能です。

 

 

電子タバコのデメリット:発がん性物質

電子タバコのデメリットは「発がん性物質」です。

 

通常のタバコより有害物質は、95%軽減されていますが電子タバコの電気部分の不具合で発がん性物質であるホルムアルデヒドが、生じているという事例が報告されている電子タバコもあります。

 

 

電子タバコのデメリット:粗悪品に注意

電子タバコのデメリットは、「粗悪品に注意」です。

 

人気がでている電子タバコですので、正規品ではない粗悪品や不良品など悪質な商品も出回っているようです。

 

 

まとめ

実際に口にして体内に入れるものなので、使い方によっては人体への影響が懸念されるので注意して購入するようにしましょう。

 

 

 

こちらの記事を読んで頂いた方へ

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あとがき

電子タバコのメリット参照元:https://s.eximg.jp/

 

いかがでしょうか?

 

現在、流行っている電子タバコ。

 

テレビの中でも、芸能人の方が吸っている姿をみる機会も増えてきました。

 

喫煙したくても出来ない人や、おしゃれ感覚で電子タバコを使用する人など用途は人それぞれだと思います。

 

通常のタバコに比べて、自分にも周囲にも害は少ないと言っても必ずしも0ではないようです。

 

また、メーカーや種類によっては、ニコチンが含まれていたり不良品などで人体へ悪影響がでるなど、自分で注意が必要となる場合も多いです。

 

しっかりとした研究結果が出ていないので、子供や妊婦がいる場所では電子タバコの使用を控える方が吉だと思います。

 

今回は、電子タバコについて、

  1. 子供や妊婦への影響は?
  2. 目の前での喫煙は大丈夫?
  3. 副流煙の影響は?

について紹介しました。

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