参照元:https://stat.ameba.jp/
赤ちゃんは泣くのがお仕事で、泣いた後には鼻水は出るものだよね。
と、赤ちゃんの鼻水を放置してはいませんか?
実はこの赤ちゃんの鼻水を放っておくと、後に他の病気になることもあるのでこまめに吸引することが大事なのです。
今回は、
- 何故赤ちゃんの鼻水は吸引したほうがいいの?
- 赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備は?
- 赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方は?
- 赤ちゃんの鼻水の吸引をする時の注意点は?
を4つに分けてご紹介します。
もくじ
何故赤ちゃんの鼻水は吸引したほうがいいの?
参照元:http://cdn.amanaimages.com/
何故、赤ちゃんの鼻水は吸引した方がいいのかをご紹介します。
赤ちゃんはママのお腹の中で、たくさんの免疫をもらって生まれてきます。
また、授乳でもママから免疫をもらいます。
ですがおおよそ6カ月頃になると、免疫力が弱くなって風邪をひいたり体調を崩しやすくなってきます。
鼻水は赤ちゃんの健康を保つために大切な役割を担っています。
風邪をひいていても、いなくても、赤ちゃんと大人はほとんど同じ量の鼻水が毎日作られています。
そして、赤ちゃんの体の中に、入り込もうとしているウィルスを事前に防いでくれます。
また、風邪をひいた時には体の中のウィルスと体内の白血球が戦い、ウィルスの死がいが鼻水となって出てきたりします。
しかし、吸引などをせずに長期間鼻水が出続けると、一体どうなるのでしょうか?
鼻水を吸引しなかった場合:風邪が長引く
参照元:http://akachan-sos.net/
鼻水を吸引しなかった場合は「風邪が長引く」と言われています。
赤ちゃんは自分で、鼻をかむことができません。
ウィルスを含んだ鼻水を吸い取らないと、体内に残りやすく風邪が長引くことにつながります。
また、大人も鼻水が出ていると、
- ご飯が食べづらい
- 睡眠が長くとれない
などのように生活に支障をきたします。
赤ちゃんは、
- 呼吸がしにくくなる
- 疲れやすくなる
など、上記2点のようになるので思うようにおっぱいが飲めません。
鼻水を吸引しなかった場合:気管支炎や喘息のリスクが高くなる
参照元:https://sozai-good.com/
鼻水を吸引しなかった場合は、「気管支炎や喘息のリスクが高くなる」と言われています。
鼻水がのどに流れると、痰や咳になって体が吐き出そうとしますよね。
赤ちゃんはその痰や咳が原因となり、
- 気管支炎
- 喘息
- 肺炎
に、なってしまう可能性があります。
大人でも入院が必要になるように、赤ちゃんが上記の病気になってしまうと大変体に負担がかかります。
鼻水を吸引しなかった場合:蓄膿症のリスクが高くなる
参照元:http://punipuni.net/
鼻水を吸引しなかった場合は、「蓄膿症のリスクが高くなる」と言われています。
蓄膿症は慢性副鼻腔炎とも呼ばれ、顔の内側にある空洞にウィルスや細菌が入り込み、膿がたまってしまう病気です。
この蓄膿症になると、粘り気のある黄色い鼻水が出る他に、
- 頭痛
- 目の奥の痛み
- 頬の痛み
が出てくるので、赤ちゃんは機嫌が悪くなり泣きだします。
また蓄膿症になると、治療に数カ月かかることもあるので早めの対策が必要です。
鼻水を吸引しなかった場合:中耳炎のリスクが高くなる
参照元:http://feelyou.net/
鼻水を吸引しなかった場合は、「中耳炎のリスクが高くなる」と言われています。
赤ちゃんも大人も、鼻と耳は「耳管」という管でつながっています。
赤ちゃんは大人に比べて、耳管が短く水平になっているため、鼻水が耳に流れ込みやすくなり中耳炎の原因にもなります。
中耳炎を発症すると鼻水だけではなく、
- 耳が痛い
- 耳がかゆい
- 発熱
等の症状を伴い、赤ちゃんの機嫌も悪くなります。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備は?
参照元:http://ほっとニュース.com/
赤ちゃんの鼻水の吸引をする前に、事前準備が大切になってきます。
いきなり鼻水を吸引しようとしたり、また固い鼻水があると吸引しにくかったりするので、赤ちゃんの鼻水の吸引をする方法を紹介していきます。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備:生理食塩水で鼻水を薄める
参照元:https://sozai-good.com/
赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備は、「生理食塩水で鼻水を薄める」という事です。
赤ちゃんの鼻水は、時間がたつと固まってしまいます。
大人でも固い鼻水を、無理に取ろうとすると痛い時がありますよね。
赤ちゃんの肌は、大人よりもデリケートなので、鼻の中が傷ついてしまう恐れがあります。
そんな時は生理食塩水を使って、鼻水をゆるくしましょう。
生理食塩水の作り方は、
- 水500ml
- 食塩10g
- 重曹2.5g
これらをよく溶かします。
そしてその生理食塩水を、スポイトで吸って赤ちゃんの鼻に数滴たらして完了です。
また、この生理食塩水は、冷蔵庫で1カ月ほど保存可能です。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備:蒸しタオルやお風呂に入る
赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備は、「蒸しタオルやお風呂に入る」という事です。
赤ちゃんの鼻水を吸う前に、お風呂に入ったり、蒸しタオルを赤ちゃんの鼻にかけると鼻水がやわらかくなり鼻水が吸いやすくなります。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備:ママが笑顔で優しく声かけをする
参照元:http://新生児おむつ.com/
赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備は、「ママが優しく声かけをする」という事です。
「お鼻ずるずるしているのをすっきりしようね。」と笑顔で優しく声をかけることが大切です。
赤ちゃんには、遊びの一環として鼻水を吸う感覚で、赤ちゃんがいられるように努めましょう。
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方は?
参照元:http://www.hanamizukyuin.com/
事前の準備が整ったら、ママやパパが鼻水の吸引をやりやすく、赤ちゃんも快適に鼻水を吸引出来るコツとやり方を紹介します。
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方1:めん棒やガーゼで優しく取り除く方法
参照元:http://www.the0123-lab.com/
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方は、「めん棒やガーゼで優しく取り除く」です。
まず始めにチャレンジしてほしいのが、赤ちゃん用のめん棒です。
赤ちゃん用の細いめん棒に、
- ベビーオイル
- ベビークリーム
を少量付けます。
そして、赤ちゃんの鼻の入口を優しくちょんちょんとします。
もし、粘度がある場合は、くるくると優しく引っぱりだすようにすると鼻水が取れやすいですよ。
鼻の奥の方に綿棒を突っ込みすぎたり、綿棒を強く回し過ぎたりしないように気を付けてくださいね。
また、
- ウェットティッシュ
- 湿らせたガーゼ
で優しく拭きとるのも効果的です。
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方2:スポイトタイプの鼻水吸引器を使用する
参照元:http://www.hanamizukyuin.com/
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方は、「スポイトタイプの鼻水吸引器」を使用する事です。
赤ちゃんの鼻水を吸引するときに、手っ取り早く便利に使えるものがスポイトタイプの鼻水吸引器です。
サイズも小さく、気づいた時にすぐ使えますよ。
しかし、少し吸引力に欠けるので、ずるずるとした鼻水が出ている時は、全部吸引できないことがあります。
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方3:ストロータイプの鼻水吸引器を使用する
参照元:http://trend-town.info/
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方は、「ストロータイプの鼻水吸引器」を使用する事です。
こちらはよく見かけるのではないかと、思いますが、
- 赤ちゃんの鼻水を吸引するストロー
- ママが吸いだす2つのストロー
が、吸った鼻水を、本体に溜まる仕組みになっているのがこのストロータイプの鼻水吸引器です。
ママやパパの吸い方で強弱が付けられます。
赤ちゃんの年齢によって、吸引の強さを変えられる点や吸引した鼻水が、ママやパパの口の中に入らない点がメリットですよね。
赤ちゃんによっては、吸引器が顔に迫ってくるので少し怖いなと思う赤ちゃんもいるようです。
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方4:電動タイプの鼻水吸引器を使用する
参照元:https://images-na.ssl-images-amazon.com/
赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方は、「電動タイプの鼻水吸引器を使用する」事です。
電動タイプの鼻水吸引器は、自動で鼻水を吸引してくれるので、ママやパパは赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんの様子を見ながら使える点が一番のメリットと言えます。
また、吸引力も強力ですので、粘度が強い鼻水にも最適です。
最近では、
- 据え置き型
- ハンディタイプ
が発売されており、老若男女使える所も便利です。
しかし、吸引力が強すぎて、粘膜を傷つけてしまったり、機械音を怖がったりする赤ちゃんも中にはいるので気を付けて下さいね。
鼻水吸引器のやり方や使い方
続いては、鼻水吸引器の使い方を紹介します。
- 赤ちゃんを膝の上で寝かせます。座れる赤ちゃんは座らせます。
- 赤ちゃんの吸引器の先を体と水平にして鼻に優しく当てます。
- 鼻水が吸引出来る角度は、赤ちゃんによって違うので、鼻水が出やすいところに当たるように細かく角度を変えながら鼻水を吸引します。
- 多く鼻水を吸引出来る角度を見つけたらその角度のまま鼻水を吸引します。
文字ではわかりにくい人のために動画でも紹介します。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする時の注意点は?
赤ちゃんの鼻水の吸引をする時の、コツややり方はいかがでしたでしょうか?
赤ちゃんの鼻水を放置しておくと、前述したように他の病気にかかることがあります。
吸引してこまめにケアをすることで、中耳炎等にかからないように対策することが出来ます。
続いては、赤ちゃんの鼻水の吸引をする時の注意点を紹介します。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする時の注意点:鼻水の色に注意しよう
参照元:http://www.hanamizukyuin.com/
赤ちゃんの鼻水の吸引をする注意点は、「鼻水の色に注意しよう」です。
赤ちゃんの鼻水を吸引した際、吸引した鼻水の色を確認しましょう。
透明や無色でさらさらしたものに関しては、自宅で様子を見て下さい。
しかし鼻水の色が、
- 黄色
- 緑色
など色がついている場合は、ウィルス等に感染している恐れがあるので耳鼻科や小児科にかかりましょう。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする時の注意点:勢いをつけすぎない
参照元:http://hanamizukyuin.xyz/
赤ちゃんの鼻水の吸引をする注意点は、「勢いをつけすぎない」です。
赤ちゃんの鼻水の吸引をする時に、いきなりかなり音が出るくらいに、鼻水を吸引してしまうと耳に少し影響が出る場合があります。
一度にすべて吸引はせずに、
- こまめに
- 優しく
- 短時間
を心がけて吸引しましょう。
1歳を過ぎ、少し手先が器用になってきた子供には、鼻に入れるチューブを持たせてみてもいいかもしれませんね。
こちらの記事を読んで頂いた方へ
こちらの記事を読まれた方は、下記の関連記事も参考にされています。
(ベビーグッズに関する関連記事)
- 赤ちゃんのベビーバスチェアで人気は?おすすめのお風呂椅子は?
- ババスリングの使い方の動画!新生児の抱き方(縦抱き・横抱き)も紹介
- 電動のハイローチェアの人気は?おすすめの手動のハイローチェアも紹介!
- 赤ちゃんの抱っこ紐はいつから?エルゴベビーなど人気の抱っこ紐は?
- ベビーカーに付ける人気のブランケットクリップは?使い方も紹介!
- トイレトレーニングでおすすめのグッズは?シールなど人気のグッズも紹介!
- 赤ちゃんのバンボはいつから?メリット・デメリットやアクセサリーは?
- 赤ちゃんのバスチェアはいつから必要?風呂椅子の使い方や洗い方は?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんの鼻水は他の病気にも繋がるので、
- こまめに
- 笑顔で
- 優しく
- 短時間
心がけて早めの吸引をして、すっきりすることを願っています。
今回は、
- 何故赤ちゃんの鼻水は吸引したほうがいいの?
- 赤ちゃんの鼻水の吸引をする為の準備は?
- 赤ちゃんの鼻水の吸引のコツとやり方は?
- 赤ちゃんの鼻水の吸引をする時の注意点は?
を4つに分けてご紹介しました。