毎日の生活の中で、赤ちゃんが寝ていても、心からゆっくりできることはなかなかありません。
就寝中に怖いのが寝返りですね。
- 「うつぶせになってしまって、呼吸ができなくなってしまったらどうしよう。」
- 「布団をかぶらずに寝てしまって風邪をひいたらどうしよう。」
昼寝中や夜の就寝時など、親の目が行き届かない時間もあります。
そこで赤ちゃんが寝返りしてうつ伏せ寝になっていたり、布団からいつの間に出てしまっていたりという経験もあるかと思います。
赤ちゃんを危険な目に合わせないためにも、「寝返りの防止対策はどんな方法があるのか?」知っておきましょう!
今回は、
- 赤ちゃんの寝返りの防止は必要?
- 赤ちゃんの寝返りの防止や対策は?
- 赤ちゃんの夜の寝返りの対処法は?
- 赤ちゃんの寝返り防止や対処でおすすめのグッズは?
4つに分けて紹介します。
もくじ
赤ちゃんの寝返りの防止は本当に必要?
赤ちゃんの寝返りは、3カ月を経過して首がすわってきた頃に成長の過程で行う動作。
そのため、あえて「寝返りを防止する必要はない」と、考えている方もいます。
- 「せっかく寝返りができてきたのに自由に動けなくするのは良くない」
- 「自分で自由に動けないから心配。」
など意見も賛否両輪です。
親の考え方によって意見がさまざまですが、「うつ伏せで寝てしまい窒息してしまった。」などの悲しいニュースを目にすることもあります。
そういった事態を起こさないためにも、赤ちゃんが寝返りした場合に
- 自分で対処できるようになっているか
- うつ伏せから仰向けの状態まで戻れるようになっているか
などを、親が見極めてあげる必要があります。
赤ちゃんが活発に動いて遊んでいる時に
- 動作がどれくらいできているのか
- 仰向けまで自力で寝返りができるのか
などを見てあげてください。
赤ちゃんがまだ自由に動けてないと不安に思うようなら、寝返りの防止策を実施したり、しっかりと見守ってあげましょう。
また、うつ伏せで寝てしまった際に、窒息しないような環境作りをしてあげるといいでしょう。
赤ちゃんの寝返りの防止や対策は?
ここでは赤ちゃんの寝返りの防止や対策を紹介します。
対策①:顔の近くに物を置かない
赤ちゃんは成長と共に、寝返りができる月齢を迎えてゴロゴロと自分で寝返りを始めます。
しかし、寝返りができるになってきた赤ちゃんは、自力でうつ伏せになれても仰向けに戻ることは難しいことが多いようです。
赤ちゃんも大人と同じように寝ている間、無意識に寝返りをします。
寝返りをした際に、
- 顔の近くにクッションがある
- 布団が柔らかすぎる
などの環境下では顔が埋まってしまう危険性があります。
特に、
- 布団
- 枕
- 服
といった柔らかいものなどは窒息の危険性を高めてしまいます。
赤ちゃんが寝ている近くには置かないようにしましょう。
対策②:授乳後は観察
授乳中の赤ちゃんは、ゲップをしっかり出させていても、吐き戻しをよくする場合がありますね。
寝返りはその吐き戻しを誘発してしまうこともあります。
その際、吐いたものが喉に詰まったり、誤嚥(ごえん/飲み込んだ食べ物や唾液などが食道ではなく気道<気管>に入ること)したりしないように注意が必要。
そのためには、授乳直後は寝返りしないようにクッションなどを利用して暫くは赤ちゃんの様子をみてあげましょう。
対策③:高い場所に寝かせない
ベッドやソファーなどの、床より高い場所で寝返りをした際に落ちないようにする必要もあります。
赤ちゃんは自分で危険予測ができません。
親がふと目を離したすきに、寝返りして落下してしまう可能性もあります。
落下をしてケガをしないようにするために、高い場所にはベッドガードなどの柵を設置する対策が必要です。
また、ベッド柵に頭をぶつけないように、
- カバー
- クッション
などを使用して思わぬケガをしないような環境作りをしてあげてください。
ソファーにしか寝かせられない時は、
- タオルを丸めてガードを作る
- 床面に座布団やタオルなどの柔らかい物を置く
などの対策をして、ケガをするリスクを減らしておきましょう。
赤ちゃんの夜の寝返りの対処法は?
夜はどんなに気を付けていても、親も疲れて深い眠りに入ってしまっています。
赤ちゃんが自力でゴロゴロする分には心配いりませんが、うつ伏せから仰向けに戻れずにそのまま眠ってしまう場合があります。
そのため夜は、寝る環境が大切になってきます。
寝返りを始めた赤ちゃんは、
- 自分で首を持ち上げる
- 顔を横向きにする
などの動作が可能です。
ある程度の動きができるので、自分で呼吸を確保できます。
しかし、タオルケットで顔をふさいでしまったり、クッションが近くにあって、
- 首
- 顔
を自由に動かせないなどの状況になると、呼吸をすることが難しくなります。
そのため、クッションや柔らかい布団やでぬいぐるみや小物なども、まだ十分に動けない赤ちゃんにとっては、
- ケガ
- 窒息
に繋がる危険性がありますので注意しましょう。
寝返りが上手にできている赤ちゃんでは、寝返りが激しくて、
- 床
- タンス
- 壁
などにぶつかってしまう場面があります。
角がある所などケガをしそうな箇所は、クッションガードなどを活用して安心した環境を作ってあげましょう。
赤ちゃんの寝返り防止や対処でおすすめのグッズは?
赤ちゃんの寝返り防止や対処でおすすめのグッズを紹介します。
ベッドインベッド
三角クッションが両サイドについた「ファルスカのベッドインベッド」。
添い寝する場合も、三角クッションが赤ちゃんを守ってくれますよ。
赤ちゃんの寝返り防止はもちろん、おむつ替えの際にも使用可能。
成長や体型に合わせてクッションの幅を移動し、両面テープで簡単に調整できることも嬉しいポイントですね。
また、丸めてコンパクトに持ち運べるので移動も楽に行えます。
ベッドガード
ベッドで一緒に寝るご家庭におすすめのベッドガード。
30cmと十分な高さがあり、乗り越えて落下してしまうリスクを抑えてくれます。
カバーはぶつかっても安心の3層構造で、固定ベルトの安定感の高さにもこだわられています。
肌触りのいいベロアカバーは丸洗いが可能なので、清潔に保てますよ。
おやすみたまごプラス
「おやすみたまごプラス」は、細かいビーズが入ったCカーブ授乳ベッド。
少し前かがみでカーブしている方が、赤ちゃんは酸素を取り入れやすく、楽な姿勢となります。
赤ちゃんに合わせて身幅や背骨のカーブがあり、使いやすさなどを設計。
型崩れしにくく縦横に伸縮する
- 丈夫
- 上質
オックス生地を使用しています。
授乳時や寝かしつけ、寝返りの防止などで役立ちますよ。
私が実際に使用していた寝返り防止グッズと感想は?
いかがでしょうか。
上記にておすすめの寝返り防止グッズを紹介させて頂きましたが、実際私が使用していた寝返り防止グッズと感想を紹介します。
私が使用していた寝返り防止グッズ:ベッドインベッド
私が使用していた寝返り防止グッズは「ベッドインベッド」。
最近ではベビーベッドを使う人が少なくなっています。
その理由としては、
- 部屋が狭い
- 短期間しか使わない
- 川の字で寝たい
- 夜のお世話が大変
が挙げられます。
私もその一人でしたが、
「もし寝ている間に寝返りしてしまって、赤ちゃんの上に乗ってしまったらどうしよう。」と考えてしまいました。
それをサポートするのがこのベッドインベッド。
このベッドインベッドは2種類あり、
- 新生児期はフレックス
- 寝返り期からエイド
がおすすめです。
使ってみた感想は、三角の部分の幅も調整できるので、
- 赤ちゃんの寝返りを防止
- ママやパパの寝返りで赤ちゃんの上に乗るのを防止
という大きなメリットがあります。
また、赤ちゃんの頭は柔らかいので、左右の向き癖がつくと頭の形もいびつになってしまいます。
そのため、私はいつもドーナツ枕をしようしていましたが、こちらのベッドインベッドには付属されていました。
材質は、
- マット(生地:綿100%、側生地:ポリエステル100%、詰物:ポリエステル100%)
- クッション(生地:綿100%、詰物:ウレタンフォーム)
- リングまくら(生地:綿80%、ポリエステル20%、詰物:ポリエステル100%)
で、綿が多く使用されているので肌ざわりがとても良く大満足でした。
また、洗濯も可能なので、衛生面も安心で、子供が6カ月を過ぎるまで使い続けていました。
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あとがき
赤ちゃんが寝返りして動けるようになってくると、我が子の成長を嬉しく感じます。
赤ちゃんにもしもの事態やケガがないよう見守ってあげたいものです。
そのためにも、親が安心した環境作りや知識を持って、赤ちゃんとの時間を快適に過ごせるといいですね。
今回は、
赤ちゃんの寝返りの防止対策について、
- 赤ちゃんの寝返りの防止は必要?
- 赤ちゃんの寝返りの防止や対策は?
- 赤ちゃんの夜の寝返りの対処法は?
- 赤ちゃんの寝返り防止や対処でおすすめのグッズは?
4つに分けて紹介しました。