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近年では子供のイジメによる自殺など、学校の友達関係の悩みが原因で不登校や自傷行為に走ってしまう子供も少なくありません。
- 「うちの子に限って」
- 「至って毎日元気だから」
と思っていても子供は実は親が知らない悩み事もたくさんあるのです。
では、子供の悩みって一体どのようなものなのでしょうか。
接し方や相談を受けたときの言葉の返し方も気になりますよね。
そこで今回は「親が知らない小学生の悩み事って?子供への接し方や返し方は?」についてご紹介させていただきます。
親が知らない小学生の悩み事は?
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親が知らない小学生の悩み事はどのようなものがあるのでしょうか。
小学生の悩み事は意外にもたくさんあり、親が知らないこともあるんですよ。
これは、小学生が「自分だけで抱え込んでしまっている」ことが多く事態が大きくなってから発覚することもよくあります。
これらは日頃からのコミュニケーションによって無理せず聞き出すことが重要ですが、一体親の知らない悩み事とはどのようなものがあるのでしょうか。
親が知らない小学生の悩み事:イジメ
親が知らない小学生の悩み事として「イジメ」です。
小学生の3年生くらいから気にし始めるのが「イジメ」です。
学校の道徳の授業などでイジメについて多く学ぶ機会が増えてきますが、いたずら心などでそのイジメのような行為をしてしまう子供もよくいます。
- ものを隠される
- ハミゴにされ、仲間に入れてもらえない
- 無視される
- イヤなあだ名をつけられる
- 机を離されたり近づいてくれない
- 物を投げられる
- 暴力
など、明らかに悪質なイジメも小学生の頃から起こってしまうのが現実です。
親が知らない小学生の悩み事:強制的に遊ばされる
親が知らない小学生の悩み事として「強制的に遊ばされる」です。
こちらも友達関係にまつわることなのですが自分の遊びたい友達とは遊べずに断っても
- 「遊びに来ないと殴るぞ」
- 「遊びに来ないと〜〜するぞ」
と脅しをかけて無理矢理遊びに参加させられるというものです。
しつこく来る友達に、結局本人も断りきれずに無理に付き合う交遊関係に悩みを持っていることもよくあります。
親が知らない小学生の悩み事:ゲームや本の貸し借りについて
親が知らない小学生の悩み事として「ゲームや本の貸し借りについて」です。
お友達同士であればゲームや本の貸し借りもよくありますよね。
しかし、そのときに「自分のだけ取り上げられて返してもらえない」ということがよくあります。
現代では外で遊ぶというよりも、ゲームを持っていってお友達と遊ぶことがよくありますよね。
そのときに自分のゲームだけが取り上げられて「自分は楽しめない」ということがよくあります。
一緒に仲良くできれば良いのですが、どうしてもこの事案も起こりがちなんですね。
親が知らない小学生の悩み事:授業についていけない
親が知らない小学生の悩み事として「授業についていけない」です。
子供は、苦手科目があると「勉強したくない」と投げ出してしまうことがよくありますよね。
そうして、ついていけない科目をそのままにしてますます分からなくなってしまうという悩みをよく持っています。
またその他にも
- 黒板を見ながらノートに書けない
- 先生の話を聞きながら教科書を見ることができない
などという2つの動作を同時に出来ないという子もいます。
もしも、子供のテストの点数が気になったり教師の方から相談があれば子供と前向き話し合いをすることも大切でしょう。
親が知らない小学生の悩み事:服装に関して
親が知らない小学生の悩み事として「服装に関して」です。
小学生高学年の女の子の悩みとして特に多いのがオシャレなどの「服装に関して」です。
学区にもよりますが学校が制服であったり私服であったりしますよね。
学校が私服だとか、放課後の友達と私服でお出かけをするとき、自分の服装に対して悩みを持つことはよくあります。
「○○ちゃんはブランドを着ているのに」と羨ましく思ってしまったり、オシャレな子に服装に対して何かを言われてとても悩んでしまうということもよくあります。
親が知らない小学生の悩み事:お小遣い事情
親が知らない小学生の悩み事として「お小遣い事情」です。
小学生の4年生にもなれば、お金を少しだけ持っておやつを買いに行ったりすることもよくありますよね。
そのときに例えば
- お小遣いはいくらもらっているか
- お正月のお年玉はいくらだったか
など金銭にまつわる話もよく子どもたちのなかで出てきます。
そのときにお友達は持っているのに自分があまりお金を持っていなかったり、たくさん買ってもらっているのに自分はおもちゃを持っていなかったりすると「周りと比べてしまい」悩んでしまうことがあります。
親が知らない小学生の悩み事:生活習慣のこと
親が知らない小学生の悩み事として「生活習慣のこと」です。
思春期の子供には自宅での生活習慣に不満があることもよくあります。
兄弟姉妹がいる場合には、ものの取り合いや相部屋かどうかなどによってひと悶着あることも…。
そんな自宅での生活習慣のことでも親には黙っていますが悩みを持っていることがよくあります。
親が知らない小学生の悩み事:習い事
親が知らない小学生の悩み事として「習い事」です。
近年ではプログラミングやチアリーディングなど、習い事の種類もたくさんになってきましたよね。
そんな習い事でも子供は悩みがあります。
例えば
- 習い事での友達関係
- 習い事の先生について
- 習い事のテストに合格できない
など自分の技量について悩みを持っていたり、友達関係や先生との関係に悩みを持っていることがよくあります。
親が知らない小学生の悩み事:親子関係について
親が知らない小学生の悩み事として「親子関係について」です。
子供は親子関係についても悩んでいることがあります。
子供は親に怒られても「どうして怒るんだろう」と理解できないこともよくあります。
親は子供のためにと言うことが子供にとっては逆効果であったり悩みの種についてなってしまっている場合は、教育方法を見直さなくてはいけません。
- あなたのためにしてあげてるのに
- どうしてできないの
- できないとだめ!
など、強制するような言い方や根拠のない叱り方は子供にとってもよくありません。
親が知らない小学生の悩み事:容姿のコンプレックス
親が知らない小学生の悩み事として「容姿のコンプレックス」です。
こちらは、小学生高学年になってくると多くが言えない悩み事としてあげられるのですが
- 体型
- 髪型
- 自分の顔
などの容姿にコンプレックスを抱く子供が多くいます。
親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方は?
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親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方はどのようにすれば良いのでしょうか。
親が知らない小学生の悩み事は、親が薄々気づいても
- 声掛けをしてあげるべきなのか
- 放っておくべきなのか
- 接し方はどうすればいいのか
など、ママ自身も悩んでしまいますよね。
そこでここでは、親が知らない小学生の悩み事への返し方についてご紹介させていただきます。
親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方:子供の話をきちんと向き合って聞いてあげる
親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方として「子供の話をきちんと向き合って聞いてあげる」です。
子供から友達関係のことで相談を受けたり、他のママや学校から子供の悩みのことを耳にしたとき、ママはどのように接するかと言えば、まずは怒ったり自分の感情だけで話をせずに
「子供の話をきちんと向き合って聞いてあげること」が大切です。
そして子供がどうしたいかということを聞いてから助言をするように返答をしてあげましょう。
接し方としては、いつもと変わらない様子で問題ないでしょう。
しかし、元気がなかったり辛そうなときには励ましの言葉をかけてあげたり気持ちの切り替えになりそうなことをしてあげても良いでしょう。
親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方:いじめられているとき
親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方として「いじめられているとき」です。
自分の子供が他の子にいじめられていると分かったら「どうしてあげたら良いのだろう」と悩んでしまいますよね。
そんなときにできるママのこととしてはまず
- 「ママや家族はあなたの味方であるということ」
- 「一人ではないこと」
を伝えてあげるようにしましょう。
そして「やり返しなさい!」などと無理をさせるのではなく、子供がきちんと嫌だということを伝えれるのであれば根気強い精神力を持ち応援をしてあげましょう。
どうしても辛かったり自傷行為に走ってしまうようなことがあれば、学校に相談したりして子供の近い将来について考えるようにしましょう。
親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方:容姿などにまつわる相談をされたとき
親が知らない小学生の悩み事への返し方や接し方として「容姿などにまつわる相談をされたとき」です。
顔のパーツなどで小学生のときにコンプレックスになってしまったとしても整形などをするわけにもいきませんし、どう改善することもできません。
しかし、子供には容姿は「十人十色であること」を伝えてコンプレックスをあえて自慢にできるくらいの開き直って自信をもたせれるようにしてあげましょう。
人間は良いところもあれば、それぞれ悪いところもあるということを伝えてあげると良いでしょう。
また容姿のコンプレックスにできる対策があるのであれば
- 肥満体型であれば、食事管理をしてあげる
- 服装などで悩んでいるのであれば、おしゃれをさせてあげる
- 毛深さなどで悩んでいるのであれば、脱毛などを検討する
など、コンプレックスが改善することができるものであればママが対策をしてあげるのも1つの手段です。
あとがき
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子供が親に打ち明けずに悩んでいることはたくさんあります。
学校の友達関係はもちろん、授業のことや先生のことその他にも
- 習い事のこと
- 体型や髪型、容姿のこと
- 親子関係のこと
- 金銭関係のこと
などで、小学生の高学年にもなってくれば様々な悩みがあります。
いずれにせよ親はできる限り子供に手を差し伸べてあげなくてはいけませんので、気持ちや思っていることを思いやって接してあげるべきと言えるでしょう。
今回は「親が知らない小学生の悩み事って?子供への接し方や返し方は?」についてご紹介させていただきました。