「あ~もぉ!!」
子供にどれだけ注意をしても言うことを、なかなか聞いてくれない。
イライラしてしまって、つい怒鳴ってしまい、そのあとも子供にあたってしまう・・・
しかし、あとから子供の笑顔を見ると「ごめんね。」と胸が痛くなりますよね。
でも本当は頭では分かっているのです。でもなかなか直せない自分に腹が立つ。
そんな経験ありますよね。
実はこの経験は誰でもママになるとあるものです。
また子供は言うことを聞いてくれない原因は子供だけとは限りません。
ママ自身が原因になってしまっていることもあるのです。
そこで今回は「絶対に親なら知っておくべき!子供が言う事を聞いてくれない理由や原因!できる対処法は?」についてご紹介します。
もくじ
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因は?
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。
何度同じことを怒っても子供が言う事を聞いてくれないときありますよね。
怒るママもしんどいし、叱られる子供にもストレスになってしまいそうですよね。
しかし、子供が言うことを聞かないときには原因は様々です。
原因が子供だけとは限りません。
そこでここでは、子供が言う事を聞いてくれない理由や原因として考えられることをいくつかご紹介します。
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因:大人の都合で叱るから
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因として「大人の都合で叱るから」です。
子供が言うことを聞かない原因としてよくあるのですが「大人」つまり「親」の都合で叱ってしまっていることがあります。
まずは自分の事を振り返ってみましょう。
自分の都合を子供に押し付けてしまってはいませんか?
子供がして欲しくないことを自分がしてしまっていないか、ママ自身が自分の言動も見直してみることが大切です。
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因:子供とのコミュニケーション不足
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因として「子供とのコミュニケーション不足」です。
子供は学校や幼稚園であった出来事をママに聞いてほしくて言って寄ってくるときがありますよね。
そんなときに子供ときちんと向き合えていますか?
家事をしながら「あとでね」と返事をするだけの事ありませんか?
視線を合わせず適当に相槌を打っていたり、子供が相手にしてくれていないという大人の対応をきちんと見ています。
子供が言うことを聞かないのは、普段の態度の裏返しでもあります。
子供が聞いてほしいと思って話をしてくるときには、きちんと向き合って話し合いをすることが大切です。
日々のママの行動が子供にも影響していますのでコミュニケーションを忘れないようにしてあげましょう。
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因:叱り方が明確じゃない
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因として「叱り方が明確じゃない」です。
- したらだめ
- さわったらダメ
など、親の都合で怒っていませんか?
子供はどうしていけないことなのかということが説明を聞かなければ理解できません。
- 怪我をするからしたらだめ
- 熱いから、火傷しちゃうからさわったらだめ
などと、
- どうしてしてはいけないのか
- 何故やめてほしいのか
を明確にして叱ることが大切です。
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因:イヤイヤ期
子供が言う事を聞いてくれない理由や原因として「イヤイヤ期」です。
イヤイヤ期は2歳を迎える子供に見られるものです。
服を着るのも、靴を履くのも、ママが言うことをなんでも「イヤイヤ」と言って泣いてしまうのでママも疲れてしまうことありますよね。
このイヤイヤ期は自我の芽生え、すなわち「自己主張」なのです。
自分のしたいことやママに言いたいことがあるのに、自分でうまく言えないもどかしさから「イヤイヤ」という言葉を言ってしまいます。
しかし、これは心が順調に成長している証拠で誰しもが通る道なのです。
癇癪を起こしてしまったり、外で大泣きしてママも「しんどい!」と思ってしまうこともあると思います。
しかしそんな時こそ深呼吸して子供が
- 何を言いたがっているのか
- 何をしたがっているのか
を理解してあげることが大切です。
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由は?
子供に何度も話しかけているのに、振り向かなかったり、そのままどこかにいってしまうことありませんか?
聞こえてなかったのだろうか?と最初は気にしていなくても、また声をかけたときに同じことを繰り返すことがあります。
実はこれは、子供がわざと無視をしたり聞こえていないふりをしていることがあります。
ではなぜ、子供が無視したり、聞こえていないふりをするのでしょうか。
理由をいくつかご紹介します。
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由:脳の自己防衛本能
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由として「脳の自己防衛反応」です。
子供の都合でシャットアウトをされるのは親としても複雑ではありますが、子供は脳の自己防衛反応で話を聞こえないふりをすることができます。
怒られたり叱られたりしていると、ストレスによって相手の話を聞き流そうとするようになります。
その逃避により無視をしたり、聞こえないふりをしてしまうのです。
これは親が大声で叱りすぎでこのようになってしまっていることもあります。
子供は自分で自分を守るためにそうなってしまうのです。
ママ自身が過剰に叱りすぎでいないか、今一度自分を振り返ることも大切です。
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由:物事に夢中になっている
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由として「物事に夢中なっている」です。
ゲームや自分のやっている物事に夢中になってしまっているときに、子供が無視したり聞こえないふりをすることがあります。
これは、自分がいま「やっている事に集中したい」という感情から無視や聞こえないふりをしてしまうのです。
しかしママも子供の話を聞くときに、家事や用事をしがら聞き流していると子供のことを注意できる立場ではありません。
聞いてほしいという気持ちで、相手が話をしてくるときはお互いが手を止めて「話を聞く姿勢」をとることが大切です。
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由:耳垢栓塞
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由として「耳垢栓塞」です。
耳垢栓塞は無視や聞こえないふりをしているのではなく、本当に聞こえていないというものです。
耳掃除をしていなかったり、正しく耳掃除ができていないことによって、耳あかがたくさんたまってしまいます。
そして外耳道を塞いでしまうことによって起こるものです。
- 聞こえにくい
- 耳が痛い
- 頭痛
などの症状があれば耳垢栓塞の可能性があります。
最悪の場合は、難聴になってしまうので注意が必要です。
まずは、耳鼻科を受診するようにしましょう。
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由:親への抵抗
子供が無視したり、聞こえていないふりをする理由として「親への抵抗」です。
親への抵抗で言い返したりするのではなく、無言の抵抗をすることもあります。
どちらにせよ気分はよくありませんよね。
これは、子供にとって都合の悪いことは返事をしないという頑固な気持ちになってしまっているからです。
しかし、親だけでなく学校などでも同じことをしてしまうとよくありませんよね。
このようなときは、理由を聞いてみたり家族みんなで話し合いをするようにしてみましょう。
子供が叩いたり暴力を振るう理由と対処法は?
子供が叩いたり暴力を振るう理由と対処法はどのようにすれば良いのでしょうか。
子供が叩いたり暴力をするのは、絶対にやめさせなければいけませんよね。
しかし、子供に訳があってしていることを親が「ダメ」と伝えると逆効果になってしまうこともあります。
そこでここでは、対処法や叩いたり暴力を振るう理由についてご紹介します。
叩いたり暴力を振るう理由
子供が叩いたり暴力を振るう理由は「自分の気持ちを言葉で表現できないから」です。
自分の場所を侵害された
自分の座る場所がとられた、公園の遊ぶスペースがとられた
自分のものの侵害
自分の持ち物を触られたり、持ち物を勝手に使われた。
機嫌が悪い
自分の思い通りにならなかった。
思っていたのと違う
欲しいものが手に入らなかった。
上記の場合に自分の気持ちがうまく表現できずに叩いたり暴力を振るってしまうことがあります。
ママが叩かれた時の対処法
ここでは叩かれた時の対処法をご紹介します。
叩かれた時の対処法:きっかけを記録する
叩かれた時の対処法として「きっかけを記録する」です。
どうして叩かれたかのきっかけを記録しましょう。
そして後に、どうしてあのときに叩いたりしたのかという話し合いをすることが大切です。
叩かれた時の対処法:叩く以外の方法をその都度教える
叩かれた時の対処法として「叩く以外の方法をその都度教える」です。
叩かれたときに
- いまどんなことを考えて叩いたのか
- どんな気持ちで叩いたのか
ということを子供に聞いてみましょう。
そして、その気持ちや考えは叩く以外の方法でも表せるということを、その都度教えてあげるようにしましょう。
叩かれた時の対処法:場所を離れる
叩かれた時の対処法として「場所を離れる」です。
叩かれた時には、怒ったり言葉をかけるということもせずに「場所を離れる」ということも大切です。
子供にも考える時間は必要です。
一度落ち着かせてから、話し合いをすると良いでしょう。
ママが叩かれた時にやってはいけない事
叩かれたときにやってはいけない事はどのようなことがあるのでしょうか。
叩かれたときにやってはいけない事:叩き返す
叩かれたときにやってはいけない事として「叩き返す」です。
子供に叩かれたとき、その痛みを教えるために叩き返すというママもいらっしゃるかもしれません。
しかし、叩き返しはしないようにしましょう。
もし叩かれたときに叩き返してしまうと、自分もなにかあったときに「やり返せば」解決すると勘違いをしてしまいます。
結果、何かあったときにも解決する手段として暴力を振るうようになってしまいます。
ですので、叩かれたときにイラッとしてしまっても冷静を保つようにしましょう。
また、もし叩き返しをしてしまったときにはまずはママが子供に謝るようにしましょう。
「間違ったことをした」ということを伝えてから「こうしてほしかったんだよ」というママの子供に対する気持ちを伝えてあげるようにしましょう。
叩かれたときにやってはいけない事:子供の欲求に応じる
叩かれたときにやってはいけない事として「子供の欲求に応じる」です。
泣き止まない子供を泣き止ませるために欲求に応じることがありますよね。
しかし、これをしていると欲求に応じさせるためにわざと泣くようになります。
これと同じです。
叩かれたときに子供の要求に応じてしまうと暴力で何でも解決すると思ってしまい、欲求に応じさせるために叩くようになってしまいます。
ですので、叩かれたからといって子供の欲求には応じないようにしましょう。
自分の事を振り返ってみましょう。
言うことをどうしても聞いてほしい時はどんな時がありますか?
ママの自分の都合で
- 急いでいる時
- 他人に迷惑がかかるとき
- 自分の用事がしたいとき
- 体がしんどいとき
- 周りの目が気になるとき
などについ言うことを聞いてほしくて、叱ってしまったりキツい言い方をしてしまっていませんか?
親の都合で子供を過剰に叱ってしまうことは、子供にもストレスになってしまい返って悪影響です。
自分の都合で子供を振り回してしまわないためにもできる対処法をご紹介します。
自分の都合を子供に押し付けてしまわないようにする対処法:時間に余裕を持つ
自分の都合を子供に押し付けてしまわないようにする対処法として「時間に余裕を持つ」です。
まずは、子供のことだけでなく自分のこともできるように時間に余裕を持つことが大切です。
子供が第一と分かっていても自分のこともやりたいときがありますよね。
そのようなときに時間がないとイライラしてしまい、自分の都合で子供を叱ってしまうこともあります。
ですので、まずはゆとりのある時間を確保するように心がけてみましょう。
自分の都合を子供に押し付けてしまわないようにする対処法:考えすぎない
自分の都合を子供に押し付けてしまわないようにする対処法として「考えすぎない」です。
「しんどいのに私だけどうして」などと、悩んでしまうことありますよね。
しかし、このことを悩んでいると、子供に八つ当たりのように叱ってしまう原因になりかねません。
しんどかったり、嫌だなと思うのはどの親も通る道でママは皆しんどいときがあるのです。
しかし、子供には親が必要なので親も子供優先で何事もしなくてはいけません。
自分だけでどうしようもないときは、周りの協力も得ながらあまり無理をしたり考えすぎないようにしましょう。
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あとがき
参照元:https://iko-yo.net/
子供が言うことを聞いてくれないとイライラしてしまいますよね。
しかし、キツく叱ってしまってもあとから後悔をしてしまうものです。
この子供が言うことを聞かない理由は、実は子供だけでなくママ側にあったりもするものです。
どうして言うことを聞かないのか、逆に親の改善点も含めて子供と向き合って話し合いをすることも大切です。
親は子供のお手本です。
間違った教え方や教育になってしまわないよう、まずは自分のことを考えるのも重要になってくるでしょう。
気難しく考えずに、自分の子供と向き合ってみてくださいね。
今回は「絶対に親なら知っておくべき!子供が言う事を聞いてくれない理由や原因!できる対処法は?」についてご紹介させていただきました。