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愛すべき旦那様と結婚して天使のようなわが子を出産しました。
しかしこれから幸せな家庭を築いていこうという矢先、毎日旦那さんに腹を立て「離婚」の2文字が浮かんでしまうことはありませんか?
もしかするとそれは産後クライシスのサインかもしれません。
そこで今回は
- 産後クライシスって何?
- 産後クライシスと産後うつの違い
- 産後クライシスが起こる原因は?
- 産後クライシスの対処法は?
4つに分けて紹介します。
産後クライシスって何?
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最近よく聞く産後クライシスとは一体なんなのでしょうか?
産後クライシスの定義は「産後2年以内に夫婦間の愛情が著しく冷めてしまう現象」を言います。
実際に母子家庭の中で子供が2歳になるまでに離婚をした家庭は全体の3割にも及ぶそうです。
産後クライシスと産後うつの違い
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産後クライシスと産後うつの違いは一体なんなのでしょうか?
産後うつとはママのメンタルが情緒不安定になることを指します。
一方、産後クライシスは夫婦間の愛情が冷める現象を言います。
ママが産後うつでそして産後クライシスにもなっているのもよくある話です。
そのため混同されてしまうことも多くあります。
産後クライシスが起こる原因は?
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産後クライシスの原因は大きくわけて、
- ママの疲労
- ホルモンバランスの変化
- パパの育児不足
の3つです。
当てはまるものはありますか?
もし1つでも当てはまるものがあるならすぐに対策を取りましょう!
それでは詳しく紹介していきます。
産後クライシスの原因:ママの疲労
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産後クライシスの原因は「ママの疲労」です。
産後かわいい赤ちゃんが誕生した喜びが落ち着くと、
- 迫りくる眠気
- だるさの残る身体
その状態で身体に鞭を打ち、
- 家事
- 赤ちゃんのお世話
に追われる日が続きます。
「好きで生んだ赤ちゃんなんだから私が頑張らないと」と、真面目なママほどそんな風に自分を追い詰めていきます。
気づくと身体も心もボロボロになっていきます。
まさに危機的状況で、当たり前ですがまともな状態ではありません。
そんな時いつもと全く変わらない、生活をしている人がいることに気が付きます。
そう「旦那様」です。
そこに気づいてしまうや否や、
- 「どうして自分だけこんな目に」
- 「2人の子供なのに」
といった感情が大爆発します。
そして、愛情は冷え切っていきます。
疲れたら無理せず休んでください。
ママは休むことも大事な仕事です。
産後クライシスの原因:ホルモンバランスの変化
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産後クライシスの原因は「ホルモンバランスの変化」です。
簡単に言いますがこのホルモンバランスは侮れません。
妊娠・出産を通じてホルモンの変化は著しいです。
まず妊娠中は女性ホルモンの、
- エストロゲン
- プロゲステロン
が増えます。
しかし出産が終わったとたんにこれらは減少し、母乳の分泌を促すホルモン「プロラクチン」が増えるのです。
この激しいホルモンバランスの変化に体が追い付かず、
- 抜け毛
- 肌荒れ
- むくみ
などのトラブルが生じます。
そんな時に呑気な旦那様が目に入ると、イライラのスイッチはオンになります。
ホルモンバランスのことは、旦那さんに理解してもらうのは難しいかもしれませんが育児や家事はお願いしましょう。
全て一人でやるのはとても大変です。
産後クライシスの原因:パパの育児不足
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産後クライシスの原因は「パパの育児不足」です。
「育メン」ブームの現代でも育児に参加しないパパがいます。
最近では公園にもパパが増え、芸能人のパパもおむつを替えたり素敵なパパが溢れていますね。
そんな中、自分のうちのパパが育児に不参加だったらどうでしょう?
つい他のパパと比べ愛情が冷めてきませんか?
でも待ってください!
パパは基本的に育児は初心者なのです。
中には兄弟が多く、子供に慣れているパパもいるかもしれません。
でも多くのパパは初めての子供に戸惑ってしまうのが普通です。
他のパパと比べずに自分のパパの育児参加をゆっくり促してあげてください。
まずはパパのお膝に赤ちゃんごろんです。
次はおむつ替え、お風呂とステップアップしていきましょう。
ママがお風呂に赤ちゃんを入れたときは、お風呂の後のお着換えもお願いしましょう。
産後クライシスの対処法は?
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先ほど原因と一緒に対処法にも触れましたがもう一度まとめていきましょう。
産後クライシスの対処法は「ママが頑張り過ぎないこと」です。
パパを育てるのもママのお仕事です。
自分が頑張るのではなくパパを上手に使ってください。
注意してほしいのはパパに家事や育児をしてもらう事が、当たり前と思ってはいけません。
他のパパがいくら協力的であっても、同じことをパパに押し付けてはいけません。
パパにお願いをし、パパが家事や育児をしてくれれば忘れずに「ありがとう」を言いましょう。
ストレスが溜まったらママは休むことです。
そして頑張っている自分をほめることです。
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あとがき
産後クライシスはあくまで「現象」なので、夫婦の性格に関わらず誰にでもでも起こりうる問題なのだ。
ということを頭に入れておきましょう。
そして工夫次第では、産後クライシスを乗り越え幸せな家庭を築くことも勿論可能なのです。
折角夫婦になったのですから、仲良く協力し子育てをしていけたら素敵ですよね。
今回は、
- 産後クライシスって何?
- 産後クライシスと産後うつの違い
- 産後クライシスが起こる原因は?
- 産後クライシスの対処法は?
4つに分けて紹介しました。