参照元:https://cdn.mamari.jp/
子供は1歳を過ぎると、
今までなんとなく理解してくれていた、
ママやパパの言葉もしっかりと意味を捉え、
話が出来るようになってきます。
赤ちゃんから、
子供へと成長するこの時期に、
どのようにして子供を褒めていますか?
今回は、
- 子供(1~3歳)を褒めるとどのような効果がある?
- 子供(1~3歳)を褒めるコツは?
- 子供(1~3歳)の良い褒め方は?
- 子供(1~3歳)の悪い褒め方は?
- 子供(1~3歳)を伸ばす褒め方は?
5つに分けてご紹介します。
もくじ
子供(1~3歳)を褒めるとどのような効果がある?
参照元:https://mama-peace.com/
最近では「子供を褒めて伸ばす」という、
言葉をよく耳にしますが、
1~3歳の子供を褒めると、
どのような効果があるのでしょうか?
子供(1~3歳)を褒める効果1:「自己肯定感が高くなる」
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子供を褒める効果その1は、
「自己肯定感が高くなる」ことです。
この「自己肯定感」とは、
- 自分は大切な存在だ
- 自分は価値のある存在だ
と感じる心の感覚です。
自己肯定感が高い人ほど、
自分のダメな所も含めて、
ありのままの自分を認める人に、
育っていくので、
- 相手に感謝する心
- 自分のミスを認める
- 落ち込まない心を作る
が、育まれ自己肯定感が低い人よりも、
心理学的にも将来幸せになる、
ということが分かっています。
この自己肯定感は、
大人になればなるほど、
高めることが難しくなるので、
幼少期から育んでいきたい、
大事な要素の一つです。
子供(1~3歳)を褒める効果2:「やれば出来るという自信がつく」
参照元:https://itmama.jp/
子供を褒める効果その2は、
「やれば出来るという自信がつく」
という事です。
大人になるにつれて、
「出来て当たり前」と言われることが、
多くなりますよね。
1~3歳の頃の子供が、
出来たことを大好きなママやパパに、
褒めてもらうことで自分に自信がつきます。
この自分に自信がつくことの、
繰り返しをすることで、
ミスを恐れずに挑戦する強い心を、
育むことが出来ます。
子供(1~3歳)を褒める効果3:「コミュニケーション能力が高くなる」
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子供を褒める効果その3は、
「コミュニケーション能力が高くなる」
という事です。
褒めることにより、自分に自信がもて、
他者の意見も素直に受け入れられる、
そんな子供になっていきます。
そうすると自然と、
コミュニケーション能力が、
高い子供になっていきます。
このコミュニケーション能力は、
学校生活や社会人になっても、
とても大事な能力ですよね。
子供(1~3歳)を褒めるコツは?
参照元:http://googirl.jp/
子供を褒めるといっても、
どのように褒めれば子供に効果的なのか?
褒め方のコツをご紹介します。
子供(1~3歳)を褒めるコツ1:「年齢に合わせたリアクションで褒める」
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子供を褒めるコツは、
「年齢に合わせたリアクションで、
褒める」という事です。
1~3歳の子供は、出来たことが嬉しい。
と感じる基礎をつくる時期です。
1歳の頃はまだまだ自分で、
言葉を話したり、
ママやパパの言葉でも、
よくわからない時があります。
ですので1歳の子供を褒める時は、
ママやパパは顔や体全身を使って、
オーバーなくらいの褒め方をします。
2歳、3歳になるにつれて、
どんどん大人の表情も読み取れるように、
なってくるので、
少し驚いたリアクションから、
にっこり笑って褒めるようにしましょう。
子供(1~3歳)を褒めるコツその2:「その瞬間のタイミングで褒める」
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子供を褒めるコツは、
「その瞬間のタイミングで褒める」です。
子供は一瞬一瞬を、
全力で駆け抜けています。
叱る時も同じですが、褒める時も、
出来たと感じたその瞬間に、
褒めることがとても大事です。
子供(1~3歳)を褒めるコツその3:「スキンシップを大事にしよう」
参照元:参照元:https://img1.bizlady.jp/
子供を褒めるコツその3は、
「スキンシップを大事にしよう」です。
褒めるときのママやパパの姿勢は、
どのような姿勢ですか?
子供が頑張ったことに対して、
立ったまま口頭で、
「出来たね。すごいね。」
と、言っていませんか?
子供を褒めるときには、
子供と目線を合わせて、
- ハイタッチをする
- 手を握る
子供に触れて、
スキンシップをとりながら褒めると、
子供にもダイレクトに、
ママやパパの感情が伝わり、
嬉しさも倍増します。
子供(1~3歳)の良い褒め方は?
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それでは続いて、
どのようにして褒めたらいいのか?
良い褒め方をご紹介します。
子供(1~3歳)の良い褒め方その1:「具体的に褒める」
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子供の良い褒め方は、
「具体的に褒める」ということです。
1~3歳の子供が今まで出来ない事を、
一生懸命取り組んで出来たことに対して、
「すごいね」の一言で終わらせずに、
- なにが
- どうして
- どうやって
- 出来て
- どうだったのか
を、具体的に褒めるようにします。
例えば、子供が外から帰ってきて、
手を洗うようになりました。
「偉いね。」と褒めるよりも、
「○○ちゃん。お家に着いて、
すぐに手洗いが出来たね。
綺麗になったね。アンパンマンも、
きれいな○○ちゃんの
手で触られると嬉しいよ。」
このように褒めてあげると、
「うん。次もちゃんと手を洗う。」
と、手を洗う習慣が身に付きます。
子供(1~3歳)の良い褒め方その2:「魔法の言葉の頑張ったねで褒める」
参照元:http://koarubiyori.jp/
子供の良い褒め方はその2は、
「魔法の言葉の頑張ったねで褒める」
という事です。
- すごいね
- 偉いね
- いい子だね
と上記の3つが、
褒めるときによく出てくる、
キーワードかと思います。
しかし、この言葉よりも、
努力したプロセスを褒める、
「頑張ったね」という言葉で、
褒めるようにします。
一言「頑張ったね」だけではなく、
- 何を
- どのように
頑張ったのかを、
具体的に端的に子供に伝えます。
そうすることで子供は、
「自分のことをちゃんと見てくれている」
と実感し次へと繋がります。
子供(1~3歳)の良い褒め方その3:「何気ない日常を褒める」
参照元:http://koarubiyori.jp/
子供の良い褒め方その3は、
「日常を褒める」です。
1~3歳の時期は「イヤイヤ期」と言われる、
なんでも嫌。と言う時期に差し掛かります。
この時期には、何気ない日常の中から、
小さなことを褒めるようにします。
そうすることで、いやいや!と、
反抗していた子供も、
少しずつやる気を出し、
どんどんと成長してくれます。
イヤイヤ期の対処法や特徴は下記に、
詳しく記載しております。
(イヤイヤ期の関連記事)
子供(1~3歳)の悪い褒め方は?
参照元:http://blogimg.goo.ne.jp/
一概に「褒める」と言っても、
良い褒め方があるならば逆に、
褒めることによって逆効果の、
悪い褒め方もあります。
子供(1~3歳)の悪い褒め方その1:「中身を言わずにすごいと褒める」
参照元:https://mugyuu.jp/
子供の悪い褒め方は、
「内容を言わずに、すごいと褒める」事です。
いつも子供と向き合っている、
ママやパパでも、
忙しいときや時間がない時がありますよね。
そんな時に、
- すごいね
- 偉いね
- 出来たね
- よくやった
等の、単語で褒めて終わらせることは、
ありませんか?
これは、褒めるではなく、
「おだてる」ということになり、
少し間違うと傲慢な子供になってしまいます。
また、子供の意識のどこかで、
「ママにすごいと言われたいがために、
物事をやる」というような、
ママのために頑張る子になってしまいます。
そしてついには、
褒められないと安心しない、
「自己肯定感」が低い子供になる、
可能性があります。
それでは、褒めて育てるの意味とは、
少し違ってきますよね。
子供(1~3歳)の悪い褒め方その2:「他人と比較しながら褒める」
参照元:https://iku-labo.jp/
子供の悪い褒め方は、
「他人と比較しながら褒める」です。
「○○ちゃんは、お隣の〇〇ちゃんよりも、
上手に出来たね。」など、
他人と比べて褒めてしまうと、
子供は自分もそのような目で、
周りから見られていると思います。
そして、そう思ってしまった子供は、
- 劣等感を感じる
- 自分を卑下するようになる
- お友達を見下すようになる
など、マイナスな面がたくさん出てきます。
子供(1~3歳)の悪い褒め方その3:「ご褒美をあげる褒め方」
参照元:http://trickorheart.com/
子供の悪い褒め方は、
「ご褒美をあげる褒め方」です。
1~3歳の子供を褒めるときに、
「○○をしたら、ジュースをあげるよ!」
などと物事をやらせ、終わったら褒めて、
さらにご褒美まであげる、
なんてことはないでしょうか?
これでは、
「子供が自分の為に頑張った」ではなく、
「ご褒美の為に頑張った」
ということになります。
これを続けていると、
「ご褒美=報酬の為に頑張る子供」
になってしまいます。
子供(1~3歳)の悪い褒め方その4:「結果論で褒める」
参照元:http://ure.pia.co.jp/
子供の悪い褒め方は、
「結果論で褒める」です。
大人になると「結果がすべて」と、
耳にすることもありますよね。
ですが1~3歳の子供にとっては、
「結果がすべて」ではありません。
結果だけを褒められて育った子供は、
得意なことだけをして、
結果が出にくい苦手なことは、
チャレンジしなくなります。
子供(1~3歳)の悪い褒め方その5:「次は!と求めすぎない」
参照元:http://eisai.s5.valueserver.jp/
子供の悪い褒め方は、
「次は!と求めすぎない」です。
子供を褒めるときに、
「ここが出来たね!すごいね!
でももっとこうしたらよかったかな。」
と、次回もっとこうしたらいいと、
追加点を加えるのはやめましょう。
子供が自分で納得して出来た!と、
思っている事柄に対しては、
ママやパパも一緒に共感をして、
同じ心で喜び、褒めるように努めます。
でも次は。と口に出すことで、
子供のやる気がそがれてしまい、
次回に繋がらなくなることが、
多く見られます。
子供(1~3歳)の悪い褒め方その6:「むやみやたらに褒める」
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子供の悪い褒め方は、
「やたらとむやみに褒める」です。
常日頃から、
- 「○○ちゃんは、○○が出来てすごいわね」
- 「○○君は、○○もするなんて偉いわね」
と声掛けをしていると、
そのママやパパの褒め方が、
子供にとっては、
プレッシャーとなってしまいます。
そして、
「ママのいる前ではこうしなくては、
いけない。ママの顔が曇ってしまう」
と、気を遣う子供になりがちです。
ここぞ!というときに、
褒めるようにしましょう。
子供(1~3歳)を伸ばす褒め方は?
参照元:https://iku-labo.jp/
それでは、1~3歳の子供を伸ばす、
上手な褒め方をご紹介します。
子供(1~3歳)を伸ばす褒め方その1:「子供の気持ちに寄り添う」
参照元:http://www.skincare-univ.com/
子供を伸ばす褒め方は、
「子供の気持ちに寄り添う」ことです。
子供が一生懸命頑張って、
何か目標としていたことが出来た時、
一番嬉しいのは子供自身です。
その子供がママやパパに、
どや顔でとても嬉しそうに、
話しかけてきたり、
教えてくれたときには、
ママやパパも全力で喜びます。
このことを「共感する」と言います。
自分がチャレンジして出来た事は、
この出来事は自分にとっても、
ママやパパにとっても嬉しいこと。と、
子供は感じて、何事にも挑戦する心が、
育まれます。
一緒に同じ想いを共感しましょう。
子供(1~3歳)を伸ばす褒め方その2:「プロセスを褒める」
参照元:http://www.preschool.tokyo/
子供を伸ばす褒め方は、
「プロセスを褒める」ことです。
プロセスとは、「過程」のことです。
悪い褒め方のところに、
「結果」を褒めると書きましたが、
子供を伸ばすには、
「努力した過程」を「具体的に褒める」
ということが大事になります。
今は出来なくても、
努力したプロセスを褒めることで、
失敗を恐れずに、
挑戦する心を育むことが出来ます。
そうした積み重ねが、
将来の大きな成功につながる、
大切な土台になります。
子供(1~3歳)を伸ばす褒め方その3:「感謝の気持ちを伝えよう」
参照元:http://sugubin.com/
子供を伸ばす褒め方は、
「感謝の気持ちを伝えよう」です。
1~3歳の子供が、
ママやパパのことを思って、
チャレンジした物事であれば、
ママやパパが思った素直な気持ちのまま、
言葉にしてみましょう。
自分が頑張ったことで、
ママやパパが笑顔になるということは、
子供にとっても嬉しいことです。
子供(1~3歳)を伸ばす褒め方その4:「大変だった時こそ褒める」
参照元:https://d3reun7bhr7fny.cloudfront.net/
子供を伸ばす褒め方は、
「大変だった時こそ褒める」です。
これは、1~3歳に限らず、
これから成長していく我が子を、
見守るうえでとても大切なことです。
何か大きな壁にぶつかる時こそ、
しっかり子供の側で見守ります。
もし、その壁が大きすぎて、
もがいて失敗するときもあります。
そんな時こそ「頑張っているね」と、
声をかけてあげます。
ママやパパが見守ってくれていること、
粘り強く頑張ることの土台が築かれ、
失敗を恐れずに何度も挑戦する
強い心が育まれていきます。
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あとがき
いかがでしたでしょうか?
褒めるということは、
考えれば考えるほど奥が深く、
これからの子供の、
人生の土台の基礎を築くうえで、
欠かすことの出来ない、
大切なママやパパの想いです。
愛情を持って、
- 端的
- 具体的
- その瞬間
に、子供を褒めてあげて下さいね。
今回は、
- 子供(1~3歳)を褒めるとどのような効果がある?
- 子供(1~3歳)を褒めるコツは?
- 子供(1~3歳)の良い褒め方は?
- 子供(1~3歳)の悪い褒め方は?
- 子供(1~3歳)を伸ばす褒め方は?
など、5つに分けてご紹介しました。