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そろそろ自転車の練習を始めた方がいいのではないか?
でも、
- 自転車を始める時期はいつからか
- 他の子供はいつ頃から始めているのか?
- 自転車の練習ってどうやって教えるのか?
など様々な疑問が浮かびますよね。
そこで今回は子供の自転車の練習について、
- 始める時期は?
- 練習方法は?
- 注意点
について紹介します。
子供の自転車練習の時期はいつから?
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ここでは子供の自転車練習の時期は、いつからなのかを紹介します。
子供の自転車の練習の時期は、
- 体格
- 自転車の種類
などから、始める目安を判断できます。
子供の自転車の練習の時期の目安:体格で判断
子供の自転車の練習の時期の目安は「体格で判断」です。
子供が小さめの体格で、自転車などの乗り物に興味がなく、怖がってしまうようなら時期的に早いと考えます。
その際には無理に乗せずに後ろで親がハンドルをコントロールできる、カジキリ機能付きの子供用自転車等を利用して、
- ペダルを漕ぐ動作
- 自転車に乗る楽しさ
教えてあげましょう。
自転車を乗る際には、
- 自転車をまたぐ動作
- 自転車を支える力
- 足でペダル漕ぐ
- 地面を蹴る
等の動作が必要になってきます。
体格も体力も十分にあり、乗り物に興味を示している場合は2歳頃から開始してもいいでしょう。
子供の自転車の練習の時期の目安:自転車の種類
子供の自転車の練習の時期の目安は「自転車の種類」です。
自転車は、
- 補助輪付き
- 補助輪なし
の2種類あります。
大体の自転車屋では、適齢年齢が2歳児からの子供用自転車が多く取り扱われています。
実際には、2歳では体が小さくまだ早いと感じて3歳頃から自転車の練習を始める方が多いようです。
子供の自転車の練習の時期の目安:身長
子供の自転車の練習の時期の目安は「身長」です。
どの自転車においても子供が自分で
- 自転車を跨ぐ事ができるか
- サドルの高さは合っているか
などの確認が必要です。
自転車の適応身長の目安は
- 12インチ:身長80-105cm (2-4歳)
- 14インチ:身長80-105cm (2-4歳)
- 16インチ:身長90-110cm (3-5歳)
- 18インチ:身長100-120cm (4-8歳)
となっています。
サドル高も記載されているので、一番低くした時に子供がちゃんと座って、足が地面についているかなどを見てあげてください。
自転車が大きすぎると、地面やペダルに足がつかずペダルが重すぎて漕げなくなる場合がありますので、注意して下さい。
時期の目安のまとめ
自転車のデザインを重視して重量を見逃してしまうと、自転車が重すぎてバランスを取りにくく上手に扱うことが出来ません。
実際に自転車に乗ってみて、確認するのが一番いい方法ですね。
ここで紹介した目安を参考にし判断してから、自転車の練習を始めてみましょう。
次は、練習方法や注意点について紹介します。
予備知識として知っておけば役に立つ事を紹介しますので参考にしてみて下さい。
子供の自転車練習方法は?
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ここでは子供の自転車の練習方法を動画を交えて紹介していきます。
まずは下記の動画を御覧ください。
いかがでしたでしょうか?
次は簡単に動画の手順をまとめたものを紹介します。
1.自転車のペダルを外す
補助輪やペダルが付いている自転車は、まずペダルを外します。
トレーニングバイクは、元々ペダルが付いてないのでバランスを取る練習に向いています。
ペダルは、購入時に自転車屋で外して貰っても良いでしょう。
2.自転車を押して歩く
自転車とのバランスを、手元で取れるように練習をしましょう。
左右ともに自転車を押して、上手く歩けるようになるまで行います。
3.自転車を跨ぐ
自転車を跨いだ時、地面に子供の足がしっかり着いている事を確認します。
地面に十分に足が着いていたら、自転車を足で蹴り出します。
ここは自転車に乗るために重要な、バランスを取る練習になります
4.ジグザグ走行
自転車に跨り、ゆっくりと自転車の上で歩きながらマーカーや目印や目的物を示し、遊び感覚で歩いてみましょう。
左右に重心を移動させながら、ハンドルを向けると自分の行きたい方向へ進めるという動作を覚えることが出来ます。
5.走ってみる
足をしっかり地面につけて、自転車に跨ったまま少し歩く足を早めましょう。
6.両足で蹴って前に進む
片足ずつではなく両足で地面を一緒に蹴り出します。
キックして自転車に乗ると、地面から両足を浮かせる時間ができバランスを取る練習になります。
7.ブレーキ操作を覚える
緩い坂道を利用して、短い距離からブレーキ操作の練習を始めていきます。
怖がらないように前で見守って、ブレーキをかけるタイミングを声掛けしてあげると良いでしょう。
8.ペダルを付けて自転車に乗る
始めの漕ぎだしだけを補助します。
この頃には、補助輪なしでバランスが取れるようになっているので、すぐに乗れるようになります。
また、バランスが取れない場合、目線が下を向いている事が多いので、しっかり前を向いて走るように教えてあげて下さい。
子供の自転車を始める際の注意点は?
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ここでは子供が自転車の練習を始める際の注意点を紹介します。
自転車練習を始める際の注意点:安全面を強化
自転車練習を始める際の注意点は「安全面を強化」です。
自転車を乗る際に、小さい子供では上手く受け身が取れずに、
- 転んだ時に頭を打つ
- 転んだ時に危険な所に手をついてしまう
など大きな怪我に繋がる可能性も十分考えられます。
安全面ではまず、ヘルメットの着用が必要です。
頭を守るためにも、自転車練習を始める際にはヘルメットを着用して下さい。
他にも、肘や膝の保護にプロテクターの使用もお勧めします。
服装は、裾が長い服などの自転車に絡まりやすい物は避けましょう。
自転車練習を始める際の注意点:練習場所
自転車練習を始める際の注意点は、「練習場所」です。
小さな子供で自転車練習を開始したばかりであれば、
- 芝生などの柔らかい地面
- 平坦な道
- 広さも十分ある公園
などが良いでしょう。
転んでも怪我が少ない環境で、自転車練習を始めてあげて下さい。
坂道などの自転車練習は、自分で上手にバランスをとる事ができ、ある程度自転車が乗れるようになってきてから行うようにしましょう。
この際、平坦な道よりも、スピードが増すので始めは転倒しそうになった場合に親がしっかり支えられる様に、近くで見守ってあげて下さいね。
注意点のまとめ
自転車乗車中の事故で最も多いのは、「出会いがしらの事故」です。
約7割の自転車事故を占めています。
道が狭く、車道が近い所では人や物にぶつかる可能性が高く、ましてや自転車練習を開始したばかりの不安定な運転では子供が怪我をしてしまうので危険です。
親として、子供が安心して自転車練習が行える様に、しっかりと整った環境を提供しましょう。
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あとがき
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子供が楽しく自転車に乗れるようになると親も嬉しくなりますよね。
自転車にスイスイ乗れるようになるまでは、自転車練習が大変かもしれませんが子供と一緒に安全に楽しく練習できるといい思い出にもなります。
今回は、子供の自転車の練習について、
- 始める時期は?
- 練習方法は?
- 注意点
について紹介しました。