女の子が「サッカーをしたい!」と言い出したらどう思いますか?
ひと昔前までは、サッカーの女性の競技人口は少なめでした。
しかし、近年のなでしこジャパンの活躍によって、サッカーの女性の競技人口は増えています。
今回は、
- 女の子の習い事でサッカーは人気?
- 女の子の習い事でサッカーを選ぶメリットは?
- 女の子の習い事でサッカーを選ぶデメリットは?
- 女性の有名なサッカー選手は?
の4つに分けて紹介します。
女の子に「サッカーを習わせたい!」と考えているママは必見です。
もくじ
女の子の習い事でサッカーは人気?
2011年のW杯優勝をピークに、女子サッカーの熱は徐々に落ち着き、すごく人気が高いわけではありませんが、定番スポーツの一つとして女子でも定着しています。
少年サッカーの試合で、練習試合をすると1人は女の子が混じっていることがありますね。
なでしこジャパンの活躍もありますが、女の子がサッカーに興味を持つ理由は、家庭環境が大きくかかわっているようです。
例えば、
- お兄ちゃんがいる
- お父さんがサッカー好き
- サッカーに憧れる
- 女の子が男の子より強くなりたい
といった家庭環境にある場合、女の子がサッカーを始めるきっかけになるそうです。
環境は違っても、「サッカーを始めると協調性や判断力が身に着く」と考え、将来のために女の子にサッカーをさせたいと思うママ・パパもいるようです。
女の子の習い事でサッカーを選ぶメリットは?
サッカーを選ぶメリットはやはり、
- ボール一つでできる手軽さ
- 比較的幼少期からできる
- 協調性や瞬時の判断力が身に着く
などです。
サッカーの練習は、
- リフティング
- ボールタッチ
- ドリブル
など1人でできるものも多いので、家で練習がしやすいですよ。
いつでもどこでも練習ができる手軽さも、サッカーを習うことのメリットの一つです。
サッカーが好きな女の子は、家の中用のボールを用意し、ボールタッチなどを練習するようです。
サッカーは、足でボールを触れば触るほどタッチが柔らかくなり、上手になると言われています
女の子の習い事でサッカーを選ぶデメリットは?
女の子の習い事でサッカーを選ぶ親のデメリットは、ユニホームの洗濯に始まり、練習会場や試合会場への送迎があります。
女の子が小さいうちからサッカーを習わせると、ママ・パパの負担も大きいかもしれませんね。
また、サッカーを続けていく上で、女の子のサッカーチームが少ないため、遠方に出向かなくてはならない事が多いそうです。
女性の有名なサッカー選手は?
それでは、日本の国民に勇気と希望を与えてきた、女子サッカー選手を3人ご紹介したいと思います!
澤穂希(さわほまれ)選手
今や知らない人はいないのではないでしょうか?
澤選手は、
- 4度のオリンピック
- 6回のワールドカップ
に出場しており、日本人女子サッカーで最多出場の記録を持っています。
2011年のFIFA女子ワールドカップドイツ大会では、得点王とMVPを獲得。。
また、FIFA最優秀選手賞も受賞しており、世界でも有数のトッププレイヤーです。
ポジションはミッドフィールダー。
そんな澤選手がサッカーを始めたのは、小学校2年生の時でした。
最初は入団をしぶられましたが、ママが掛け合い澤選手の入団が実現したそうです。
男子とともに練習に励んだ澤選手はメキメキと上達し、中学生になると読売サッカークラブ女子ベレーザに入団。
当時の監督であった竹本一彦さんの判断で最初から、トップチームでプレーしていたそうです。
2012年の3月に、遠征先で「良性発作性頭位めまい症」を発症。
その病気で、ウォーキングしかできない状態になりました。
しかし、見事に復活を果たし、日本代表のメダル獲得に大きく貢献しました。
そんな澤選手も今はママですね。女の子を出産されています。
宮間あや選手
澤選手の次に日本代表として、試合に出場していたのが宮間選手。
ポジションはミッドフィールダーです。
千葉県出身の宮間選手はパパがサッカー選手。
そして、パパの影響で、小学校1年生からサッカーを始めます。
澤選手同様、当時周りの男子からは、「女の子とは思わなかった」と言われるほどの実力でした。
2011年にはアジアサッカー連盟の、年間女子最優秀選手賞を獲得。
仲間のために戦い、日本代表では主将を務めるほどのリーダーシップのある選手です。
川澄奈穂美選手
サッカー選手の中でも、可愛らしい笑顔が印象的な川澄選手は神奈川県出身のサッカー選手。
ポジションはフォワードです。
3歳上のお姉さんの影響で、小学校2年生の時にサッカーを始めました。
小学校6年生の時に、上尾野辺選手とともに清水カップで所属チームを日本一に導きました。
活躍が目覚ましかった川澄選手ですが、読売サッカークラブ女子ベレーザの下部組織、日テレメニーナに降格してしまいます。
しかし、小学校の時に所属していたチームの代表が、新しいチーム「大和シルフィード」を創設してくれ、川澄選手はそこで実力を磨いていくことになります。
川澄選手はスタミナがあることを高く評価されています。
2011年のFIFA女子ワールドカップ準決勝スウェーデン戦では、スタメンに起用されプレッシャーを感じさせない見事なプレーで2ゴールを決めています。
川澄選手は澤選手に憧れていたそうです。
そんな川澄選手も、他の若い選手にとって憧れの対象であることは、間違いありません。
女の子のサッカーの将来性は?
女の子は多くの場合、小学校低学年の時は男の子の中でサッカーをします。
しかし、高学年になってくると「トレセン」と言われる女の子だけで練習する機会がでてきます。
そして中学から高校へと進学すると、全日本高等学校女子サッカー選手権大会というものがあります。
ここで実業団からスカウトされる事もあります。
しかしここで選ばれなくても、JAPANサッカーカレッジといわれる学校があり、
- 選手
- トレーナー
- コーチ
- クラブスタッフ
を育成してくれます。
凄くサッカーが好きで、「将来はなでしこリーグに入りたい!」という夢があるなら、道はたくさんあります。
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あとがき
いかがでしたか?
なでしこジャパンを見ていると、キレのあるパスやシュートを決める選手たちに感動しますよね。
きつい練習があってこそなのでしょうが、明るい笑顔にも心が踊ります。
そんな頼もしいなでしこ達も、昔はジュアニアサッカーチームで頑張っていたのです。
未来のなでしこジャパンは、もしかしたらお子様かもしれませんね。
今回は、女の子の習い事でサッカーが人気!メリットやデメリットは?を紹介しました。